巨人来季の3番・坂本、4番・長野がオールスターで本塁打!!そして中井も一軍合流か?

  • 2011年07月23日 22:42 visibility663

昨日のオールスター初戦。


前半戦最後の4試合連続ノーヒットと不振だった長野に


待望のホームランが飛び出しました。



 


ラミレスの故障後、4番として得意の阪神戦とヤクルト戦の2戦目までは


ホームランやタイムリーを放つなど重圧を感じさせない大物ぶりを


見せてくれていましたが・・・


 


ヤクルト3戦目と大の苦手の中日3連戦では


単純に中日戦の対戦打率が1割と苦手なのを加味しても


打球がヒットゾーンに全く飛ばず・・・


かなり心配な状態に陥っていました。


 


打てない分、四球を稼いでいましたが


逆に4番として早撃ちはできない。じっくり打っていかないといけないという


強迫観念が強すぎるせいか?


 


長野の長所でもある(短所でもある)初球から思いっきり振りぬいて行く


積極性が完全に鳴りを潜めてしまっていて


あっという間に2ストライクまで追い込まれてから


やっと振りに行って、今年覚えたカットする技術を生かして


四球か?三振か?の2択のような正直、もったいない打席が続いていました。


 


確かに長野は、初球から打ち上げたり


ゴロで凡退するケースが目立っていましたが・・・


初球打ち自体が間違っているのではなく・・・


初球から外角低めのヒットになりにくいボール球に手を出すから


問題だっただけです。


 


オールスター直前の4番としてノーヒットが続いた4試合の


”松井秀喜”のようなじっくりボールを見て


四球を頭に入れながら打っていくスタイルでは


 


長野の長所を完全に打ち消してしまいますので


基本は、オールスターで見せた積極的な打撃をベースにしながら


 


あくまで”オプション”として


ボール球をしっかりと見極めて追い込まれてからでも


ファールで粘って四球を稼ぐ”松井秀喜”のような打撃スタイルも


備えていけば良いと思います。


 


次に前半戦、ここまでホームランこそ20本ペースで打っているものの


一向に打率が上がらず、打撃の状態が上がってこない


坂本にもオールスターで待望の一発が飛び出しました。



 


坂本の前半戦ここまでの成績は・・・


74試合 打率・252 10本塁打 31打点。


 


昨年までの坂本の成績と比べてみると


2007年      4試合 打率・333  0本塁打  2打点


2008年 144試合 打率・257  8本塁打 43打点


2009年 141試合 打率・306  18本塁打 62打点


2010年 144試合 打率・281  31本塁打 85打点


 


高卒2年目で8番・遊撃のレギュラーを獲得して


高卒3年目で不動の1番打者となって3割18本塁打。


統計上、高卒の中長距離打者が一流になる目安となっている


”高卒4年目までに一軍で20本塁打前後の成績を残す”をクリア!!


実際の高卒4年目には、31本塁打と完全に長距離砲としての成績を


残してきました。


 


遊撃の守備を重視している為か?二岡のように太れない体質なのか?


184センチと長身の割りには体重が75キロと少なく・・・


一見、中距離打者として見られがちですが


 


打球の角度や凡打の大半が外野フライという周知の事実から考えても


坂本は、長野よりも長距離砲としての素質に優れていると思います。


 


将来的には、体重を85キロ前後まで増やして


もっとガッチリとした体型で4番・サードもしくは5番・サードを打つ


文字通りの大砲になると思いますし


 


代わりのショートがドラフト1位の即戦力で見つかれば


すぐにでも実行するべきだと思います。


 


現在の課題としては、元々得意の内角にほとんど投げてもらえず


外角低め一辺倒の攻めをされていますので


初球から外角低めを当てただけのバッティングで


外野へのポップフライ連発・・・


 


現状、打率・250 20本塁打 60打点でチャンスには滅法強い


守備範囲は広いがエラーが多い・・・


出塁率の低い1番ショートになってしまっています。


 


昨シーズンまでの飛ぶボールならば


今苦しんでいる外角低め攻めであっても


当てただけで”ドームラン”になってスタンドインを連発できていましたが


 


今シーズンの飛ばない統一球では、全部が外野へのポップフライ。


長野が内角低めを苦手コースからホームランコースに進化したように


坂本も苦手の外角低めを長野のようなライナーでライト前へ落としたり


たまにはスタンドインできるようにならなければ・・・


 


相手投手は、もう二度と内角のストライクゾーンには投げてこないでしょう。


相手の(真ん中から内角への)失投待ちで


毎打席、外角球のポップフライを繰り返す坂本の姿は、もう見たくありませんし


天才・坂本が後半戦もこのまま低迷したまま終わる事もないと


信じて応援していきたいと思います。


 


そして、どうやら中井が一軍練習に合流しているようです。



 


新外国人・フィールズが最低1ヶ月はスタメンで固定されるでしょうし


何となく、ライアル以上・エドガー未満の中途半端な活躍をしそうなので


今シーズンの一軍でのサード中井スタメンは厳しいかもしれません。


 


ただ、某夕刊紙(日付以外は全てデマと言われながらも最近は結構、当っていたりするので無碍にはできない情報源か?)に


後半戦スタート直後に小笠原の二軍落ちが検討されているとか何とか。


 


今の状態なら間違いなく小笠原が二軍落ちはないとしても


スタメン落ちの可能性は十分にありますので


ファーストでのスタメンのチャンスもないとは言えないと思いますし


 


代打から結果を残していけば・・・


フィールズの結果次第では、9月からサードでのスタメン機会が


増えてくる可能性もありますので


 


まずは、藤村がセカンドで起用され続けている一因である


エラーをしない安定した守備力を


中井もサードで見せて、田中大二郎や円谷のようにスタメンで何試合も


起用されても最初から最後まで、打率1割台に低迷するのではなく


 


昨シーズンの矢野のようにスタートで爆発して


1ヶ月くらいは、打率3割前後・・・いや今の貧打の巨人打線ならば


安定して打率・250を残せて、時折ホームランを打てれば


余裕でサードのレギュラーが取れてしまいます。


 


来シーズンは、打率1割台の若手が一軍で何試合もスタメンで


起用にされることは絶対ないと思いますし


打率・250以下で20本塁打以下の打者がサードを守ることもないでしょう。


 


オフの空前の大補強が行われる前に


中井は、一軍で”村田ら他球団の大物サードを獲得しなくても大丈夫だ”と


原監督ら首脳陣やフロントに思わせるだけの結果を残す必要があります。


 


中井の巨人での野球人生は、今シーズンの残り70試合にかかっていると


いっても決して言い過ぎではないと思います。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 





















































































































































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