本日の巨人二軍　長野が3試合連続本塁打！！ 2010年岡崎巨人の若手育成は？

本日の巨人二軍は、巨人2vs4楽天で惜敗。
巨人二軍は23日のロッテ戦(市営大宮)で敗れれば優勝の可能性がなくなります。

そんな中、今日も長野が3試合連続ホームランとなる場外ホームラン。
西武戦で2試合連続ノーヒットの後、G球場に戻って岡崎監督や打撃コーチ陣が付きっ切りで
居残り特打を行ったそうです。

指導者としての実績は、まだまだこれからですが・・・
岡崎監督は、吉村前二軍監督以上に若手育成に力を入れて(フロントの方針もありますが)
橋本、藤村、大田、中井、田中の5人を特別指定強化選手として
成績度外視でスタメン起用し続けてきました。

(成績は、2010年9月20日現在)
橋本は、2009年 打率・238 　3本塁打 28打点⇒2010年 打率・298 　9本塁打 49打点
藤村は、2009年 打率・276 　0本塁打 09打点⇒2010年 打率・282 　0本塁打 11打点
大田は、2009年 打率・238 17本塁打 56打点⇒2010年 打率・269  21本塁打 70打点
中井は、2009年 打率・293   9本塁打 43打点⇒2010年 打率・252 　5本塁打 27打点
田中は、2009年 打率・261 11本塁打 60打点⇒2010年 打率・276   8本塁打 45打点

藤村は、盗塁が10⇒17にアップ・・・さらにセカンドの守備が一軍レベルにまで上達してきました。

大田は、4月末から6月上旬までの一ヶ月半で21本塁打のうち13本塁打を量産。
原監督の指導後は、3ヶ月で8本塁打(7月・・・0本塁打、8月・・・1本塁打、9月・・・3本塁打)
一方、一塁守備は一軍でもスタメン起用できるレベルで・・・
課題だった三塁守備もまだエラーすることはありますが、夏場以降に急激に安定感が増し、
二軍のレギュラーとしてなら問題ないレベルにまで上達してきています。

橋本は、ここ数試合の不調で打率が少し下がってしまいましたが
常時3割をキープし続けるなど、2009年にブレイクした松本の二軍最終年度と比べても
打撃のレベルは、はるかに上を行っています。
外野守備に関しては、現時点では、松本に経験の部分で
打球判断や守備範囲は、若干劣っているかもしれませんが・・・
肩の強さは橋本の方が圧倒的に上でしょう。

中井に関しては、打撃フォーム改造で1年間終わってしまった感が強く
後半戦から多少、打撃は上向きつつあり・・・セカンド守備もだいぶ板についてきた所はありますが
残念ながら、期待の5人の中で最も期待外れだったと言わざるえません。

ただ、言葉では説明しづらい部分なのですが
中井という選手は、独特の綺麗なライナーなどから打撃センスの良さを感じますし
エラーは多いものの・・・サードからの送球のありえない速さや時折見せる好プレイなどから
守備センス自体は、良いものを持っていると感じます。

これまでの日記で何度も触れてきましたが
高卒4年目を迎える来シーズンこそ中井の真価が問われる年になると思います。
一軍定着に留まらず・・・最低限、一軍の準レギュラー定着
いや、小笠原のファースト転向に伴うFA補強、大田の近い将来の台頭などが予想され
サードのレギュラーを獲得するチャンスは、来シーズンが最後になる可能性もあります。

中井の2011年に注目です！！

そして話が少し逸れてしまいましたが
二軍監督就任と同時に”期待の高卒若手5人”をスタメン固定で育成してきて
最近では、二軍落ちしてきた長野を見事に再生させた？
岡崎二軍監督の今後にも大いに期待したいと思います。

あとは、湘南二軍監督を辞任する田代さんの大田・中井専属打撃コーチ就任に期待しています。