巨人二軍 9/15 湘南戦 ジャイアンツ球場

  • 2010年09月15日 23:23 visibility80


真夏の強烈な紫外線から開放されて、少しだけ涼しくなり観戦日和でしたが・・・
巨人4vs8湘南で敗れ・・・これで3連敗となりました。

まず、投手陣ですが・・・
先発の深田は、最近イースタンリーグで7勝4敗 防御率3.42と勝ち星が増えてきていました。

正直、私の中では、木佐貫、野間口、福田・・・のドラフト1位トリオと
村田、栂野、深田、上野・・・のストレートに球速、球威ともにない中堅投手たちには
あまり将来性を感じる事ができず・・・

また投球のテンポが非常に悪く、相手の攻撃が30分以上続く事も多かったせいか
私のイースタンリーグ観戦時には、できれば登板して欲しくない投手たちと思っていました。

その深田ですが、3回2/3を6安打1四球4失点・・・思ったとおりで何も変わっていませんでした。
続いて登板したリン・イーハウ、古川と中継ぎ陣も全く機能せず
湘南の攻撃が長くて長くて・・・途中眠りに落ちていました(苦笑)

次に、打撃陣ですが・・・
1番センター橋本は、4打数1安打でランナー1塁時に一二塁間に打った内野ゴロが
一塁ランナーと重なって、守備の下手な北内野手が反応できなかったラッキーな内野安打のみで
他の打席は、初球セーフティーバントを打ち上げて内野フライなど
残念ながら今日は、見せ場がありませんでした。

3番セカンド中井は、4打数1安打でレフトフェンス下部直撃のシングルヒット(足遅すぎ・・・)のみで
バットが下から出ている癖が目立ち・・・
子供達にも中井〜アッパースイングじゃ打てないよ!とか言われていました(笑)

また、セカンド守備でも併殺を取ろうとセカンドへ送球した時に
ランナーにぶち当てるなどエラーを記録。
打撃フォームもスクエアスタンスになったかと思えば・・・またオープンスタンスになっているなど
なかなか理想の打撃フォームにたどり着く事ができないでいるようです。

そして本日最大のサプライズ・・・
”2番サード大田”は、4打数1安打で第一打席でセンターへ良い辺りのセンター返し(中安打)。
第二打席は、外角低めの変化球にお決まりの三振。
第三打席は、強い当りですが詰まり気味のサードゴロ。
第四打席は、当てただけのセンターフライ。

全打席ともに変化球にタイミングを合わせているようで、以前よりもバットにボールが当たるようには
なってきている感じを受けましたが・・・
130キロ台中盤のストレートに振り遅れるなど今度は、甘いコースの直球の打ち損じが多く
これは来年も開幕二軍スタートかな?と思ってしまいました。

ただ、スイングする際の変な固さは、取れてきていて・・・
少なくとも上半身の動きは、リラックスして柔らかいスイングが出来つつあるのかな?
という印象を受けました。

そしてサード守備ですが・・・
前日の試合では、エラーをしてしまったようですが
今日の試合を見る限りでは、二軍レベルではサードのレギュラーとして問題ないレベルにまで
成長してきているように感じました。

今後もファースト、サードともに時折、つまらないエラーを記録することは、あると思いますが・・・
秋季キャンプと春季キャンプで、下半身の強化と共に守備練習を徹底的にすれば
来シーズンは、一軍でスタメン起用しても最低限、守れるレベルまでは到達できると見ています。

他は、スンヨプ、小田嶋、加治前の”チーム帝王”からスンヨプがマルチ安打、加治前が本塁打。
加治前は、一軍に長野というドラフト1位で上位互換のレギュラー選手がいて・・・
矢野という実績が上で、能力がほぼ互角の代打の切り札兼左投手用スタメン選手がいて・・・
さらにベテランの谷がいるとなると・・・

一軍でシーズン20本塁打以上打てる中距離打者にまで成長しなければ
巨人でレギュラーになる可能性は、ほぼゼロと見てよいと思います。
何となくですが・・・亀井や脇谷のように30歳直前で一時的にレギュラーになるような気も・・・

今年の巨人二軍観戦は、23日のロッテ戦(市営大宮)に行かなければ
今日のジャイアンツ球場が最後の生観戦となってしまいます。

今シーズンの期待の若手野手たちは・・・
打撃フォーム改造で一年間スランプの上、長打力を失いつつある中井
4年連続で成績が横ばい・・・特に長打力が伸び悩んでいる大二郎
昨シーズンよりも成績は上昇も・・・原監督の指導後、長期スランプの大田
攻守に成長を見せつつも相変わらずスペ体質の藤村

他球団の若手野手と比べると期待外れのシーズンとなり
本人たちにとっても若手ファンにとっても苦しいシーズンとなりました。

唯一、成長したといえるのは、橋本という事になりますが・・・
怪我で1ヶ月離脱してしまった点と
一軍昇格するには、岡崎監督の言う”一時期に打率4割or5割打ち続けるくらいの
大爆発をするまでに至らなかった点
そして何よりも二軍の未知の若手野手を一軍で大抜擢してスタメン起用するといった
昨シーズンまでの原監督の積極的な若手起用が見られなかった点から
橋本の真価が問われるのは来年に持ち越しとなってしまいました。

正直、現時点では・・・優勝を逃して空前絶後の大補強に走る可能性も高く
さらに来シーズン、30歳前後の中堅野手となる亀井や脇谷や矢野の今さらながらの台頭
ベテランの高橋や谷・・・一軍半クラスでも小田嶋や加治前や古城や工藤
新外国人の加入やエドガーの残留などで
期待の若手5人衆は、人数的に開幕一軍から弾かれる可能性が高いと思います。

ここは、坂本のような誰もが予測できないほどの急成長を見せて
原監督に多少、打てない時期があっても1年間レギュラー固定で育ててみようと思わせる選手に
春季キャンプまでになっている必要があると思います。

ホントにホントに来シーズンこそ・・・センターに橋本、サードに大田・・・
せめてこの二人が一軍でレギュラー争いに加われることを心から願っています。































































































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