遅咲きの大器・小山雄輝、東京ドームにて初勝利

DeNA期待の大器・国吉君との対決を、堂々たる投球で制しました。

まずは心から・・・おめでとうございます!

本当に素晴らしい投球でした。

昨年の秋に宮崎で、ファームの選手にフルボッコにされていた姿を思うと夢のようです。

このまま行くと、今年は私が生で見る機会はないかもしれませんね。

また、そうあって欲しいと願っています。

 

投球の内容ですが、7回92球3安打1四球4三振。

球数的にも申し分ない省エネピッチングを展開しました。

 

アウトの内訳ですが、

ゴロ・・・9

フライ・・・7

ライナー・・・1

三振・・・4

ということで、ゴロアウトが多いですね。

球が低めに集まっていたことをうかがわせます。

 

投球の内訳はこうなっているようです。

ストレート・・・58球(63%)

カーブ・・・18球(20%)

フォーク・・・16球(17%)

ストレート中心の組み立てで、カーブとフォークを偏りなく配合しています。

今日の映像を見ると、若干カーブの制球に苦しんでいたようです。

しかし、どの球種に関しても上質のものを見ることができました。

 

☆ストレート

2回・筒香への初球、アウトロー140㌔。わずかにボールだったものの、本日初めて指にかかった良い質の球。この時点で阿部捕手はストレートに自信を持ったのでは

6回・荒波への3-2からの6球目。インロー137㌔空振り三振。痺れるコース

7回・2死2塁3塁のピンチ。梶谷への3球目。インローギリギリの球で見逃し三振。渾身のストレート

☆カーブ

3回・梶谷への4球目、116㌔。今日最高の真ん中カーブで空振り三振

3回・2死1塁2塁のピンチ。荒波への初球。アウトロー107㌔カーブで二ゴロ

4回・金城への初球。104㌔カーブでストライク

☆フォーク

初回金城。129㌔フォークで追い込む

5回後藤。3球目126㌔フォークで空振り、4球目もフォークで空振り三振

 

この辺の球は一級品だったと思います。

どの球種でも打ち取れる理想的な投球です。

ストレートはMAX143㌔でしたか・・・アベレージでは140㌔弱というところだと思いますが、コントロールが良く、しかも彼独特の角度がよく出ていましたから、まったく危なげありませんでしたね。

ただやはりまだ下半身が細い・・・国吉君と比べても二回りくらい細いですね。

投げ終わった後一塁側にバランスを崩すシーンも多かったので、下がどっしりしてくれば球速もまだまだ伸びるしコントロールも良くなるでしょう。

ともあれ江柄子君に続き、未来に夢が見られる内容でした。

明日の新聞が楽しみです。

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