人間万事塞翁が馬…
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エース朝井
2012年09月02日 23:18 visibility195
ちょっ・・・と冷や汗かきましたね今日は・・・
勝ったにも関わらず、試合終了後は暗澹たる精神状態でした。
しかし、この顔を見ると少し安心ですね。
http://hochi.yomiuri.co.jp/zoomImage/20120902-OHT9I00219.htm
本当に単なる打撲ならば良いのですが・・・仮に数日休むことになっても、2008のように長期離脱にならなければ全然おkです。
どうか大事に至りませんように。
少し心が落ち着きましたので、宮国君の投球を振り返りたいと思います。
7回を投げて99球、5安打3四球1三振無失点。
まあ結果だけ見ると申し分ないピッチングですが、今週の投球だけ比べると小山君の方が内容が良かったですね。
復帰してからこちらいつもそんな感じですが、ストレートの球道が安定せず、変化球も暴れます-どっちかというと運任せの投球です。
ヤクルトや中日など、皆が統一された取り組みをする打線が相手なら、今日もどうだったかなと思います。
しかし、今日は100㌔台のカーブは良かったですね。改善されていました。
この球で今日はもったと言って良いかもしれません。
ストレートのMAXは143㌔くらいでしょうか・・・アベレージは130㌔後半でしょう。
ここのところ、また球速が落ちてきたように思います。
宮国君ほどの器でも、やはり高卒二年目でローテを守るのは大変なことなのでしょうね。
>アウトの内訳
ゴロ・・・13
フライ・・・6
三振・・・1
盗塁死・・・1
ゴロを打たせて取る持ち味は出ていたようです。
ただ、芯を食ったが正面をついた当たりも結構あったように思います。
>球種内訳
ストレート・・・51(52%)
カーブ・・・10(10%)
スライダー・・・24(24%)
フォーク・・・14(14%)
半数を占めるストレートですが、前述のとおりなかなか安定しません。
4回あたりにようやく指にかかってきたかと思えば、5回には逆戻りです。
まあ今日の主審は宮国君の低めのゾーンに厳しかったとも思いますが・・・
解説はキレがもっとあればとってもらえるとコメントしていました。
またフォークと、特にスライダーの制球が甘く、高めに浮くケースも目立ちました。
カーブは修正できたようなので、一つ一つ精度を取り戻して欲しいですね。
ほかにも、二死から振れていない梶谷君に四球を出したり×2、バント処理の際二塁で封殺できるタイミングで躊躇し一塁に投げたり
センスや守備力に定評のある宮国君らしくない姿も目立ちます。
本来の力はこんなものではないので、次に期待したいと思います。
試合の方はアクシデントの後、なんとか競り勝つことができました。
実際のところ、阿部捕手が離脱、山口投手も炎上、ということになれば、巨人というチームが根底から揺らぎかねません。
昨日の絶頂から一夜明け、一つのプレーをきっかけにここまでチームが追いつめられるのだから野球は恐い。
そんな意味を込めて本日のタイトルは「人間万事塞翁が馬」です。
そんなピンチを鈴木選手の守備力と、村田選手の長打力が救ってくれました。
実際のところ、村田選手の今日の一発は、彼が今季放ったどのヒットよりも価値があったと思います。
大田選手は・・・一塁守備をよくこなしていると褒めようと思っていましたら急転直下。
8回に手痛いミスが二つありました。
いずれも技術不足というより、状況判断のミスだと思います。
急造一塁手だから仕方がないと言えば仕方がないですが、こうしたことはポストシーズンでは致命傷になりかねません。
今のチーム状況では一塁手としてのスタメンが多くなるでしょう。
日々勉強して吸収し、視野を広くしてほしいと思います。
打つ方では内野安打一本ですが、持ち前の俊足が生きました。
二軍を見ない方には意外かもしれませんが、彼は大型選手に似合わず足が本当に早く、盗塁技術も優れている。
走者としてはファンタジスタなのです-少なくとも昨秋はそうでした。
いずれ一軍での盗塁も見せてほしいと思います。
6回に二死1・2塁のシーンで選んだ四球は、外角へ逃げる変化球を見極めてのもの。
かつてはあのコースにくるくる回ってたのですから、成長の跡がうかがえます。
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