井端獲得??

昨日の大竹であるがどうやら広島残留濃厚であるらしい。

個人的にはそれが一番だと思う。

来年も四本柱健在の広島カープと戦いたい。

それが巨人のチーム力アップにもつながると思う。

 

それはさておき今朝の朝刊によると井端の中日退団が決定的だとか。

複数のスポーツ紙が巨人が獲得に動く可能性を報じている。

 

私は大竹獲得には消極的だったが、井端の獲得には賛成である。

それは一つには補償選手が発生しないからであり、もう一つは単純に戦力的な観点からだ。

若き好素材を多く抱えている投手陣とは異なり、内野陣は人材が少ない。

来年のことを考えると期待のホープと言えるのは中井大介くらいである。

藤村は伸び悩みが目立ち、大累はまだ時間がかかり、寺内・脇谷にはもう伸びしろは無い。

井端とて手術したばかりで満身創痍であり、開幕に間に合うかも微妙ではあるものの、芽が出てきた中井の出場機会に蓋をしない程度に働いてくれれば十分である。

また今の巨人では坂本に何かあった場合、ショートのバックアップが寺内一人しかいない状況だ。

井端が入団すればこの弱点を補うことができる。

 

また井端は衰えが目立つとはいえ、今でも寺内より格上の打者である。

具体的に言うと選球眼だ。

PA/BB(打席÷四球)という数値で比較してみよう。

1つの四球を選ぶのに何打席かかるかという指標だ。

 

寺内 274/11 24.91

井端 376/38 9.89

 

この差は圧倒的である。

寺内は1つの四球を選ぶのに25打席もかかるのに対し、井端は半分の10打席しか要しない。

もっとひらたく言えば、『寺内はスタメンで出続けても1四球稼ぐのに1週間かかる』。

寺内しっかりしろ!!

 

おっと、そういう話ではなかった・・・(笑)

とにかく、井端は巨人の選手にはない能力を備えた選手だということはお分かり頂けたと思う。

 

日本シリーズにおいても、最終戦の論評で松本や寺内の無策ぶりが元ヤクルトの方の宮本氏に批判されていた。

巨人にはつなぎをする打者がいないとも書かれていた。

私も全く同感である。

以前橋本に関する日記においても書いたが、巨人の小兵打者には全般にそうした意識が欠如している、あるいはその分野の能力が著しく低い選手が目立つように思う。

だから2番打者が固定できない。

井端獲得はこのニーズに適合するものだ。

仮に残る現役生活が少ないとしても、巨人を苦しめてきた中日野球のエキスを巨人に注入して欲しい。

ま、熱望するというほどでもないけど、ご縁があればってことで。

 

最後に現役引退後のコーチ就任という観点からも井端獲得には賛成だ。

巨人は以前小坂に目をつけてコーチ就任を打診したが縁がなく、彼は今は楽天のコーチをしている。

んで、今に至るまで人を得ていない。

井端なら全く不足はない。

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