サッカー日本代表のユニフォームが青になった意外な理由‏

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    2012年11月24日 16:52 visibility4976

サッカー日本代表のユニフォームの色といえば、青であるということは誰でも知っていると思います。でも、どうして青なのでしょうか?


 


一般的に世界の多くの国は、国旗の色をユニフォームの色に採用しています。例えばブラジル代表なら、黄色と緑。フランス代表なら青、白。韓国なら 赤などです。どうして日本は赤や白じゃないのでしょうか?


 


今回はその理由を紹介したいと思います。


 


<日本代表ユニフォームの起源は東京大学?>


 


日本代表のユニフォームが青になった理由が、なんと東大にあると聞いたら、多くの人が驚くのではないでしょうか?


 


日本代表が始めてサッカーの国際試合を行ったのは、1930年に東京で開催された極東選手権という大会です。 実はこの大会に出場した日本代表の主力メンバーの多くが、東京帝国大学(現在の東京大学)の学生だったため、東大のシンボルカラーであったライトブルーを日本代表のユニフォームカラーとして採用したのが始まりだったのです。


 


ここからサッカー日本代表の色は青という事が定着したようです。その後、白や赤を採用した時代もあったのですが、原則日本代表の色は青ということで、現在まで続いています。


 



 


<日本以外にも、国旗の色を採用していないところはあるの?>


 


世界のほとんどの国は国旗の色を代表ユニフォームの色に使用していますが、もちろん例外はあります。有名なのはやはりオランダ(オレンジ)、イタ リア(青)、ドイツ(白)あたりでしょう。


 


それでは彼らの事情を探ってみましょう。


 


<オランダ代表はどうしてオレンジなの?>


 


オランダの国旗は赤、白、青ですが、1930年以前はオレンジ、白、青の国旗を使用していました。


 


その名残から、今でもオランダ代表はオレンジ色を採用しているようです。


 


<イタリア代表はどうして青なの?>


 


イタリアも国旗に青を使用していたことがありました。


 


1946年までイタリアは、現在のように共和国ではなく、イタリア王国と呼ばれており、当時 の王家ことサヴォイア家の家紋が、現在のイタリア国旗の丁度真ん中の場所に掲げられていました。


 


その家紋の枠が青く縁取られており、そこの色を採用したと言われています。


 


<ドイツ代表はどうして白なの?>


 


かつてドイツの一部だったプロイセン王国の国旗が白と黒だったことに由来すると言われています。


 


因みに、第二次世界大戦後、東西に分けられたドイツだが、白のデザインのユニフォームは西ドイツで採用され続けてきました。


 


<国旗と全く関連していない日本は特殊>


 


代表ユニフォームの色に国旗の色を採用していない国の理由を見ると、どこも昔の国旗に関連するなど、やはり国旗の色と関連していることが多いようです。


 


国旗と全く関係ない色を採用している日本は、やっぱり珍しい国のひとつだということですね。















































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