
【スポーツコラム】欧州王者のチェルシーって、飴のチェルシーとは関係あるの?
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2012年12月12日 19:43 visibility3888
いよいよ明日のクラブワールドカップ準決勝から、欧州王者のチェルシーが登場します。
今大会の優勝候補の大本命ともいえる彼らが、日本でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか?今から楽しみです。
ところでチェルシーといえば、日本では飴のチェルシーが昔から有名ですよね?
今回来日した欧州王者のチェルシーと、日本で売られている飴のチェルシーって関係はあるのでしょうか?
今回はその疑問に関する話を紹介したいと思います。
<ロンドン南西部の高級住宅街「チェルシー」>
イングランド・ロンドンのフルハムという地区に、チェルシーの現在のホームスタジアムであるスタンフォード・ブリッジがあります。
実はこのスタジアムは、同じくロンドンにあるサッカーチーム、フルハムFCのスタジアムになる予定でした。
しかしながら、財政的な問題でフルハムFCはそれを断り、その代わりとして創られたチームが、チェルシーでした。
そこでチーム名を付けるときに、フルハムという名前は既に使われていたので、その代わりとして隣の地区のチェルシーにしようということで、チェルシーが誕生しました。
因みにこのチェルシーという地区は、ロンドンの高級住宅街の一つとして知られています。
<イギリスらしい名前「キングスロード」か「チェルシー」か>
一方、飴のチェルシーに関してですが、もともとはイギリスのスコットランドに古くから伝わるお菓子、スコッチキャンディーをモデルに製造されたものだったようです。
そこで商品の名前をつけるときに、イギリスらしくて、女性が好みそうな名前を数千個あげた結果、ロンドンの南西部にある「チェルシー」か、またはチェルシー内にある道路「キングスロード」の二つが候補となり、最終的にはチェルシーという名前で飴を販売することになりました。
<共に同じ場所から名前をとったようです!>
どうやら欧州王者のチェルシーも、飴のチェルシーも、ロンドンにある地区のチェルシーからとったようです。
片や人気サッカーチームとして、片や人気のお菓子として、それぞれ一流ブランドにまで上り詰めているのは、高級住宅街のネームバリューのおかげだったのかもしれませんね。
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