
【スポーツコラム】統一球の影響で210本だったHRが98本にまで減少…。Kスタ宮城、ラッキーゾーン 設置でホームラン増加計画!?
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2012年12月17日 18:30 visibility560
楽天イーグルスのホームスタジアムであるクリネックススタジアム宮城が、来シーズンからラッキーゾーンを新設すると言われています。
<飛ばないボールの影響でホームランが少なくなった>
2年前からプロ野球では、打球の飛距離が従来よりも飛ばないボールを全球団が統一して使用しています。いわゆる「統一球」の影響で、プロ野球のホームランの数は、年々減少傾向にあります。
例えば東京ドームの場合、統一球が使用される前(2010年)は、210本(73試合中)ものホームランが放たれていますが、翌年統一球に変更されると、ホームラン数が98本(69試合中)と大幅に減少しました。
そしてもともとグラウンド面積が広いクリネックススタジアム宮城では、今シーズンのホームラン数は38本(68試合中)と、12球団の本拠地球場の中でもかなり少ない数です。
<球場を狭くしてホームランを増やそう!>
統一球の影響でホームランが少なくなったことで、プロ野球が面白くなくなってしまったという声も一部から聞かれます。その声に応えて、スタジアムにラッキーゾーンを設置して、ホームランの数を増やそうという考えなのでしょう。
<アメリカでも球場を狭くする工事が行われている>
ホームランを増やすために球場を狭くしようというプランは、実はアメリカでも起こっているのです。
シアトル・マリナーズのホームスタジアムであるセーフコ・フィールドでも、今シーズンのオフからグラウンドを狭くするための工事が行われています。
このスタジアムは左中間側が広くて、右バッターのホームランが少ないという状況だったので、それを解決するためにグラウンドを狭くすることにしたようです。
日米両国とも、野球を楽しんでもらえるために努力を重ねているようです。
この努力が、来シーズンの観客数増加につながることはあるのでしょうか?
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