【スポーツコラム】ヨルダン代表は、ホームなのに日本を優遇していた?

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    2013年03月27日 19:38 visibility121

昨日は日本代表が、ヨルダン代表に負けてしまいましたね。



残念ですが、ヨルダン代表のアドナン・ハマド監督の試合後の記者会見で、とても興味深い発言が聞けましたので紹介してみたいと思います。



この試合前、スタジアムのピッチに水が撒かれました。芝生に水を撒くということは、ボールがよく滑るのでパスがとても周りやすくなります。



つまり、水を撒くことはヨルダンにとっては不利で、むしろ日本にとってありがたいことになります。



それなのにどうして試合前に水を撒いたのかと記者に聞かれたとき、アドナン・ハマド監督が興味深い発言をしました。



試合前にピッチに水を撒くことは、今までになかったことだし、選手も慣れていなかったと発言したのです。どうやらヨルダン側はピッチに水を撒くことを望んでいなかったようです。



しかもその後に監督は、この試合について、ホームであるヨルダン側は、午後6時キックオフを希望していたのに、日本が午後5時試合開始を希望したため、5時キックオフになったと主張しました。



最後には、運営側は日本のリクエストには応えていたのに、ヨルダン側の願いは聞き入れられなかったと愚痴を言っていました。



つまり、日本代表はアウェーの試合にもかかわらず、日本の都合が受け入れられていたということです。



試合開始時間がどうして日本の都合どおりになったのか?

おそらく日本とヨルダンの時差を考えた場合、現地時間の午後5時に試合を始めたほうが、日本での視聴率が稼げるという判断があったのでしょう。



しかもピッチに水を撒いたことがヨルダン側の希望でなく日本側の希望だったとしたら、日本はかなり好条件の中で試合を行っていたことになります。



ただし、そういった好条件でありながらも、残念ながら日本代表は負けてしまいました。



格上の日本に勝利したヨルダンも見事ですが、今回の日本びいきの運営にヨルダン側の反骨心がヨルダンを強くしてたかもしれないと考えると、ちょっと複雑ですね。

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