【スポーツコラム】苦しいオーストラリア代表。国民もサッカーには興味なし?

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    2013年03月29日 20:14 visibility90



日本代表がヨルダン代表に敗れた一方、ワールドカップ予選で日本のライバルと思われたオーストラリア代表は現在3位という、こちらも苦しい状況になっています。

日本対ヨルダンの試合前に行われたオーストラリア対オマーンでは、オーストラリアが2-2で引き分けとなりましたが、途中まで2-0でオマーンがリードするという厳しい状況から、なんとかオーストラリアが引き分けたという試合でした。

かつてオーストラリアといえば、イングランドやドイツのリーグで活躍するほどの選手が多くいましたが、今ではティム・ケイヒルもアメリカへ移籍し、ケネディは名古屋クランパスに行き、ハリー・キューエルもオーストラリアへ戻るなど、欧州の最先端でのプレーが難しくなってしまった選手らが代表メンバーに残っているのが現状です。

マーク・ビドゥカといった大物ストライカーも引退して以降、力のある選手がなかなか出てこないなど、苦しい状況から脱することができず苦しんでいるオーストラリアですが、果たして彼らが復活してくる可能性はあるのでしょうか?

選手のレベル以外にも気になるのが、オーストラリア国民のサッカーへの期待度です。

オーストラリア対オマーンの試合が行われたスタジアム(2000年にはシドニー・オリンピックのメーン会場となったところです)を見ると、ワールドカップ予選であるにも関らず、スタンドには空席が目立っていました。

最近のオーストラリアは、サッカーよりもラグビーやクリケットの方が関心が高いといわれているようですが、選手のレベルがやや落ちてしまったことが原因なのでしょうか?

このままではワールドカップ出場も厳しくなってしまうかもしれません。日本のワールドカップ出場はほぼ間違いない状況ですが、アジア最大のライバルの一つと思われたオーストラリアが今後どうなっていくのか、非常に気になるところです。
















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