ブラジルサッカーの聖地 マラカナンスタジアムが近代化！

サッカー日本代表も参加するコンフェデレーションズカップがいよいよブラジルで開幕します！

今大会で決勝戦を行うのは、ブラジルサッカーの聖地「マラカナン・スタジアム」です。

このスタジアムは、かつて１９５０年にブラジルでワールドカップが開催されたときに決勝戦で使われた会場ですが、おそらく来年のワールドカップでもこの会場が使用されるでしょう。

７万８０００人も収容することができるこのスタジアムですが、昔は２０万人も収容することができたそうです。

ただし、当時は観客席に椅子が全くなく、多くの観客がすし詰め状態での観戦だったようですが。

ワールドカップに向けて改装されたことで、全ての席にしっかりと独立した椅子が付き収容人員は減ってしまったものの、快適に観戦することができるようになりました。

このスタジアムは、かつては試合中に混乱してグランドに入る観客を防ぐために、フィールドとスタンドの間に堀を設けたり、試合中に暴れたサポーターを一時的に取り締まるための牢屋が設けられていたことがありました。

ピッチの外側には、記者が試合結果を連絡できるように公衆電話が置いてあったこともありました。

いずれもスタジアムが近代化したことにより、そういったものがあったという面影がなくなってしまいましたが、長年ブラジルサッカーの聖地として数多くの名勝負が行われていたスタジアムであるだけに、これからも伝統を引き継いだ素晴らしい試合が繰り広げられることでしょう。

果たして、日本代表が本大会でマラカナン・スタジアムのピッチに足を踏み入れることはできるのでしょうか？

本大会が楽しみですね！