綺麗なﾌｫｰﾑ＋素晴らしいｶｰﾌﾞ×ﾌｧｲﾝﾌﾟﾚｰ=

8月30日にｼﾞｬｲｱﾝﾂ球場で行われた巨人対日ﾊﾑを見てきました。
この日は本来ならﾈﾀ見せの予定があったため試合観戦の予定はなくﾊﾞｲﾄも休みを入れていたのですが、ﾈﾀ見せが急遽9月1日にずれ込んだためﾁｬﾝｽとばかりにｼﾞｬｲｱﾝﾂ球場へと足を運びました。
この試合で印象に残った選手を簡単に挙げていきたいと思います。

今村信貴
この試合の主役はもちろん今村ですね、18歳のﾙｰｷｰながらﾉｰﾋｯﾄﾉｰﾗﾝという偉業を達成してくれました！
僕が今村を球場で見るのは6月7日のｿﾌﾄﾊﾞﾝｸ戦と6月27日のﾌｭｰﾁｬｰｽﾞ戦以来でした、約2ヶ月前の今村の印象は腕の振りが綺麗で思いきり良く投げるﾋﾟｯﾁｬｰ、悪く言えば力任せな部分と言うか無駄な力が入っている様にも映りました。
しかし今回のﾋﾟｯﾁﾝｸﾞを見ると余計な力が入っていないとてもｽﾏｰﾄな投げ方をしています、大人の投球と言うのでしょうか予測よりも遥かに早い今村の成長に少し驚いてしまいました。
そして輪をかけて驚いたのがｶｰﾌﾞです、ｶｰﾌﾞがｷﾚｷﾚのためそれほど速くないｽﾄﾚｰﾄも十分有効な球になっています、更にそれらが低めに集まるのですから日ﾊﾑ打線は当然の様に凡打を繰り返すはめになります。
この試合で今村は最高のﾋﾟｯﾁﾝｸﾞをしましたがﾊﾞｯｸﾞを守った野手の活躍も見逃せませんでした！
1試合で22奪三振するなら話しは別ですが今村が奪った三振は初回の1つだけですからね、まさに全員で守りぬいた非常に価値のあるﾉｰﾋｯﾄﾉｰﾗﾝだったと思います。
最後のﾚﾌﾄﾌﾗｲを捕った隠善、その打球の行方を指さして叫ぶ内野手、ﾘｰﾄﾞしてきた中谷、ﾉｰﾋｯﾄﾉｰﾗﾝを決めた瞬間の全員の喜び具合を見るとそれを強く感じました。

確かこの日の観客は442人だったと思いますが今村の大記録を見届けることが出来た1人になれたのはとても嬉しいことでした。
普通は試合が終了して少しすればｽｺｱﾎﾞｰﾄﾞは消えてしまうのですがこの日は僕が球場を出るまで今村の偉業を称えるかの様にｽｺｱﾎﾞｰﾄﾞの光が消えることはなかったです。
おめでとう今村！