孤高の天才打者の行方・・
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シャンクス
2009年11月11日 20:10 visibility183
甲子園で12球団トライアウトがありました。
天気が良ければ観に行くつもりだったのですが・・あいにくの雨
室内での実施となり、一般観覧はあえなく中止となりました。
個人的にトライアウトなるものを観にいくのは初めてだっただけに残念でした。
観に行く理由が存在しました。
今季限りで阪神を退団した今岡誠選手。
同選手とは実は高校時代(PL学園)から面識があり、後に進んだ東洋大の監督とも面識がありその後の動向など聞いた覚えがあります。
縁あってタイガースに入団して、2年目だったか行きつけの飲食店で偶然お会いしたのも縁を感じます(勝手に感じているだけですが・・)
その店で何度か(10回以上かな)一緒になることもあり、そのうち2度ほどは同じ席に着かせていただき話をしました。風貌通り?飾り気のない性質で、興味本位で尋ねることにも丁寧に答えてくれた紳士であります(事柄によってはノーコメントでしたが)
野球の話も熱心にされて、素人の私にも理解しやすいように卓越した打撃理論を展開されます。
野村監督時代に批判の対象となり、干されたことを思い出します。
有利なバッテイングカウントから”難しい球”に手をだしたり、チームとして意図するケースバッテイングが出来ない・・などと。
今岡選手の話を聞いていると”出来ない”でなく”しない”のであることが判明します。
彼が求める打撃はいわゆる万能打撃。
外内高低ストライクゾーンを通過する球は全て処理する(出来る)の考えで、そのために必要な回転軸、体重移動、ハンドワークにバッテイングアイを準備する。
言わば完璧主義者と言えるでしょうか。(この点で共通するのが前田選手)
首位打者・打点王のタイトルを取っても彼には通過点でしかありませんでした。
更なる高見を目指し、新たな挑戦を続けているときに不運なケガ(バネ指と称する一種の腱鞘炎)
デリケートな打撃において痛恨の事態となったことは想像に難くはありません。
話が長くなりましたが、本日のトライアウトが最後で後の神宮には行かないことを明言してます。
今後の今岡誠の野球人生に熱い注目をしていきたい。
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- 事務局に通報しました。
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