
シャヒンはおそらくリバプールを去るだろう
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T Pool
2013年01月11日 15:20 visibility584
レアル・マドリードからリバプールにレンタル移籍で所属しているトルコ代表MFヌリ・シャヒンは、おそらくリバプールを去るでしょう。
レンタル期限は今シーズン終了までと言われていますが、一部の報道によると、期限を短くしてなるべく早いうちにリバプールを去るのではないかという報道も出ています。
レアル・マドリード側もシャヒンは戦力として考えられていないので、マドリードに戻ったらすぐに移籍するのではとも言われています。
ドルトムントに戻るという話もでているようですが、おそらくこれがベストでしょう。
シャヒンはドルトムントでのプレースタイルがフィットしていたからこそ、輝けたのだと思います。
プレースタイルとチーム戦術の相性がぴったりなのでしょう。
バルセロナのメッシがバルサとアルゼンチン代表ではパフォーマンスが違うのと同様に、相性というのは大事だと思います。
ロジャース監督はボールポゼッションを重視したサッカーを目指していたので、シャヒンの加入はリバプールにとって大きなアドバンテージをもたらすかとも思いましたが、残念ながらそうはならなかったようです。
現在のリバプールのミッドフィールダーは、ヘンダーソン(またはシェルビー)、ジェラード、ルーカス(もしくはアレン)の3人で構成するのがベストだと思います。
シーズン序盤のシャヒンは頻繁に試合に出場し、得点もとっていたので得点力が高い選手だと思いますが、チームの戦術にフィットすることはありませんでした。
先週行われたFAカップではベンチ入りもしていないので、完全にロジャース監督の構想から外れてしまいました。
前述したとおり、得点力も高いですし、パスセンスもあるようですから、ドルトムントのように自分とフィットするチームに行けば、再び輝きを取り戻すでしょうから、シャヒンはリバプールを去るのがベストかもしれません。
今のリバプールのMFは、ヘンダーソン、ジェラード、ルーカスらのハードワークによる積極的な守備が生命線になっています。特にヘンダーソンの力が大きいと思います。積極的な守備を考えると、シャヒンはちょっと物足りなかったのかもしれません。
今後のリバプールを考える上でも、シャヒンの放出がベストのような気がします。
ポテンシャルの高い選手であるだけに惜しいですが、来シーズンシャヒンがリバプールにいる可能性は低いでしょう。
今後新たなMFを補強するかはわかりませんが、とりあえずは先ほど述べた中盤の選手ら(ヘンダーソン、シェルビー、アレン、ルーカス、ジェラードの5人)で、コンビネーションの進化に期待していくのが、今のリバプールの課題だと思います。
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