リバプール ロジャース構造外のダウニングを放出

  • T Pool
    2013年08月14日 13:31 visibility293

どうやらスチュアートダウニングがウェストハム・ユナイテッドに移籍したようだ。

ダウニングは、同じくウェストハムに移籍したキャロルと同様、ロジャースの構想からは外れていただろうから、この移籍はある意味当然のことかもしれない。

そもそも、キャロルとダウニングは、ダルグリッシュ政権時に獲得した選手だ。
プレミア屈指のクロスの名選手であるダウニングと、プレミア屈指のヘディングの名手であるキャロルを獲得して、得点確率をあげるサッカーを目指した上での獲得だった。

彼らを獲得してから、リバプールのクロス数とシュート数は、リーグでもかなり多いほうだったはずである。

しかしながら、フロントは方針を変換して、過去とはサッカー哲学がほぼ180度異なる、ボールを保持するサッカーを目指すために、ロジャースを監督に据えた。

キャロルとダウニングの放出が、リバプールサッカーの変革の象徴となったような気がする。

話を変えて、今シーズンの開幕について書きたいと思う。
おそらくダウニングの放出により、開幕戦の右ウィング候補は、スターリングかボリーニのいずれかであるだろう。

個人的な予想としては、ボリーニのような気がする。

おそらくロジャースは、自分の目指すサッカーを実現するために、ボリーニを買ったはずだ。

ボールを保持して勝利する。

ダルグリッシュのときとは正反対のサッカーが浸透するかどうかが、注目だ。

ただし、このサッカーを実現させるためには、結果がでなくとも我慢してレギュラーを固定し、使い続けなければならないこともあるだろう。

ロジャースが目指すサッカーが達成できるのだろうか?
最低限の目標であろう、チャンピオンズリーグ出場も可能になるかどうかも含めて、今シーズンのリバプールは注目だ。

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