リバプール　ロジャースの好むメンバーは揃っているはず

ロジャースがリバプールの監督に就任してから感じることは、フロントがロジャースの好む選手を忠実に獲得してくれているということだ。

その象徴はやはり、スウォンジ・シティから獲得したアレンだろう。何度も言うが、彼はロジャースにとってキープレーヤーだと思う。これからのリバプールの未来はアレンに掛かっているかもしれない。

ボリーニ、コウチーニョ、アスパス、ルイス・アルベルト

指揮官が望む選手を着実にフロントは買ってくれているように見える。

失敗に終ってしまったが、レアル・マドリードからシャヒンを獲得した時だって、ロジャースの求めるサッカーに合いそうな選手であったことは確かだ。

これだけ監督の意見を反映した獲得をしているクラブも、そう多くはないのではなかろうか？

一方、キャロルのようにロジャースの戦術にフィットしそうにない選手は、抵抗なく放出している。現時点で、監督がやりやすい状況をフロントは本当にうまく作っているように見える。

現在、リバプールはボストン・レッドソックスを経営しているフェンウェイスポーツグループが運営している。彼らの手腕がうまく発揮されているということだろう。後はロジャースの今後に期待したいところだ。

ちなみに、現在ボストン・レッドソックスはＭＬＢで首位と好調だ。この流れにリバプールも乗ってほしいところだが、来週の開幕戦で良いスタートを切れるのだろうか？