おっさんでもボールはともだち。

『ボールは友達！怖くないよ！』

これはキャプ翼のカリスマヘタレこと森崎君に対しての発言。

日向くんの殺人シュートにブルっちまった森崎くん。

その森崎くんの目の前で翼が日向のシュートを顔面でブロックして証明。

体を張って見せることによりボールを恐れるなと言いたいのだろう。

おそらく小学校などでボールを怖がる子供達に多くのコーチがこの言葉を伝えたであろう名セリフだ。

少年漫画の流れから言うと。

このアドバイスを受けた森崎くんは次のシュートをキッチリ止めるところですが。

その後も日向くんにアッサリ決められてるところが非常に現実的である。

要は。

『コッチが友達だと思ってても相手はそう思ってない場合もある』

現実に目を向けなさいということです。

なんと厳しい話だろう。

こんな逸話がある。

これは俺の友達の友達の話だが。

新しく出来た友達に親友を紹介する場面で

DAI「これ俺の友達のBな！」

B「あ。。。う。。。うん。。。」

C「え。。あ。。。よ。。よろしく。。。」

みたいなことが、あれ？これDAIって書いちゃってるじゃん。

いやいや。俺の話じゃねーから。

ねーから。

まぁ。この話はイイ。

そういう風にコッチは友達と思ってても相手側が友達だと思ってくれていない場合もあるということだ。

あと。この話題になるとよく言われるのが

『お前は友達を蹴るわ踏むわするのか？』

という返しがある。

これはこれでまた深い話である。

部活のレギュラー争いしかり。受験戦争しかり。

となりの友達を踏みつけ、蹴り落として枠を勝ち取るこの世の中。

あながちこの返しが冗談とは言えないのではないだろうか。

小学生にこんな現実世界の厳しさを教える高橋陽一先生ハンパ無い。