
野球初心者は気をつけて!「バッティング基本」の落とし穴とは?
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まーしー
2014年04月01日 22:54 visibility441
野球をやっていて腹が立つ瞬間って何でしょうか。
三振したとき?
ホームランを打たれたとき?
これらは腹が立つ瞬間ではなく、自分のふがいなさに悔いる瞬間です。
私も、自分のふがいなさを悔いた瞬間があります。
その瞬間とは、「打撃の基本」という不思議なものを教えてもらったときでした。
基本ができていない?
私は打撃には少し自信がありました。
チームでは打率3割をキープしていました。
そんな中、私は自分のチームの監督に、「打撃の基本ができていない」、「バットで人を殴ってるみたい」と言われました。
打撃の基本とは、
「下半身から始動し、腰の回転で打つ。このとき体重移動に気をつけ、バットはグリップをボールにぶつける感覚で出す。」
だそうです。
私は何も考えず、この基本を身につけようとしました。
結果、打率は3割代から0割代になり、チームのお荷物になってしまいました。
数字が落ちた理由は、この基本と言われているものを意識しすぎたからです。
ボールにバットを当てることよりも、基本通りにフォームを固めることが目的になっていたのです。
バッティングとは?打てる人は何が違うの?
野球界には、「10人の素人に同じようにバッティングを教えても、10通りのバッティングフォームが出来上がってしまう」というような話があります。
王貞治も、「バッティングとは、”掴めないもの”」と言っています。
実際に野球中継を見ていても、それぞれの選手のバッティングフォームは違います。
バッティングには、「これをやっておけば打てる」というものは存在しないのです。
では、打てる人と打てない人の違いは何なのか。
自分を持っているかどうかです。
バッティングに万人に通用する基本などありません。
自分に合うものは、自分で試行錯誤しながら形にしていくしかないのです。
監督の基本に拘り過ぎた私は、現在も元のフォームに戻れていない状態です。
あの時、監督の言葉を真面目に聞かなければよかったと、つくづく思います。
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- 事務局に通報しました。
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