ユーベが欧州CL決勝へ進撃~欧州CL準決勝第2戦
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キテル広
2015年05月14日 23:10 visibility183
サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15( 2014–15 UEFA Champions League )は13日、準決勝第2戦が行われ、ユベントスはレアル・マドリードと1-1で引き分け、2試合合計スコア3-2でFCバルセロナの待つ決勝に進出した。
第1戦を2-1で先勝してこの試合を迎えたユベントスは、前半にクリスティアーノ・ロナウドのPKで先制点を奪われ、2試合合計スコアのアウェーゴールの数でレアルに逆転を許した。それでもユベントスは迎えた後半12分、ポール・ポグバがヘディングで落としたボールから元レアルのアルバロ・モラタがボレーシュートを決めて同点に追いつくと、最終的にこれが突破を決めるゴールとなった。
昨年夏にレアルから加入したモラタが古巣を敗退に追いやったユベントスは、12年ぶりの決勝進出を果たした。決勝は来月6月6日にドイツ・ベルリンで行われる。
そして決勝では、バルセロナのルイス・スアレスが、ユベントスのジョルジョ・キエッリーニ、パトリス・エヴラ再び顔を合わせることになった。
スアレスは、昨年のW杯ブラジル大会でキエッリーニにかみつき、4か月の活動禁止処分を受けている。また、イングランド・プレミアリーグのリバプール時代には、当時マンチェスター・ユナイテッドに所属したエヴラに対する人種差別発言で、やはり出場停止を科されている。
ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ監督は、「難しい試合だった。レアルの前線はとても強烈で、集中していなければやられていただろう」とコメントした。
「われわれにもたくさんのチャンスがあった。しかし、最後のパスの精度を欠いた。それでも、われわれは勝利にふさわしかったし、選手は試合の中で成長してくれた」
「試合を通して優れたバランスを保ち、メンタルの強さも失わなかった」
一方、この試合がレアルで最後のチャンピオンズリーグになる可能性もあるカルロ・アンチェロッティ監督は、前回大会決勝の後半ロスタイムに同点ゴールを決めた昨年のような幸運が今年はなかったと語った。
アンチェロッティ監督は、「ほんの少しの部分、小さなディテールが足りなかった」と話した。
「運にもかなり見放された。昨年は最後の最後でチャンピオンズリーグを勝ち取る運があったが、今夜はそれが足りなかったのかもしれない」
「敗戦の原因を指摘しなくてはならないとしたら、第1戦のプレーだろう。選手には感謝したい。みんなできる限りのハードワークをしてくれた」
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