2018/11/24日本平での出来事

これまで神戸の試合を500試合近く生で応援してきて、これほど怒りでいっぱいになったことはありません。

大きく荒れてしまったせいでその前までの試合の中のわくわくハラハラしたチャンスやピンチ、ゴールシーン、ミスも含めてすべての選手が懸命にプレーしていたシーンの記憶が薄らいでしまっていることがとても残念です。

清水の選手サポーターの方々もホーム最終戦でこのような試合展開になってしまったこと本当に不快な思いをしたことでしょう。しかも両チームに尽力してきたお二人へ追悼の想いをこめた試合だったはずです。

神戸サポである私からはどうしても神戸寄りに見てしまうところがあってなかなか冷静に判断できないため、Ｊリーグ側に冷静に公平にこの試合のマネジメントについて検証してほしいです。

何度も試合に運んでいる者であってもどの試合もとても大切な試合です。

よいプレーをみたいのはもちろんですが、愛するチームの選手とともに勝っても負けても喜びも苦しみも共有し合い瞬間瞬間を大切に過ごしたいという思いでスタジアムには足を運んでいます。

また選手にとっては一つの試合で今後の選手生活を左右することもあると言っても大げさではないと思います。

この試合を目撃した、初めて観戦したこどもたちの目にはどのように映っていたのでしょう？

サッカーがとても乱暴で品のないスポーツという印象が記憶に残らないか心配です。

結果的に過度にエキサイトした神戸の選手には猛省してほしいですが、そこに至るまでに最悪の状況を回避できたのではないかと考えると選手以外にも大きな責任をとらなければならない人がいるのではないでしょうか。

人間だから判断を間違うことや遅れることがあることは十分に理解しています。しかしこの試合はそういったことで起こったわけではありません。

様々な局面で多くの問題点があったと思いますがそれぞれのチームの関係者が相手に恨みや憎しみが残らないことまた負傷した清水の河井選手と立田選手が早く回復されることをお祈りしています。

最終節では今シーズンの締めくくりにふさわしい清々しく悔いのないゲームをみられることを期待しています。