西武の新外国人ミゲル・メヒアはメジャーでの実績が皆無！アジア向きなのかそれとも・・・

西武ライオンズに新たな外国人投手が加入しました！

その中で今回注目したいのは、台湾のLamigoモンキーズから獲得したミゲル・メヒア投手です。

現在26歳の彼は、台湾リーグで今季３５セーブを達成してセーブ王を獲得。
与四球は１５で奪三振４６。

マックス１５７キロの豪速球ということで、来年の抑えの候補として西武は獲得した可能性も考えられます。

果たしてメヒアは西武の絶対的守護神として活躍できるでしょうか？
期待してみていきたいと思います。

ただ、少し気になるのは、台湾での実績のみが高いこと。

今シーズン、同じくアジアにある韓国のセーブ王であったオン・スンファンが阪神に在籍して見事に活躍しました。

そして今回は台湾のセーブ王が日本に来るわけですが、台湾のレベルは日本や韓国と比べてもだいぶ落ちると見られます。

果たして日本のレベルでメヒアが通用するのでしょうか？

あと、彼はメジャーリーグでの実績がほぼありません。

２００９年から２０１１年まで、デトロイト・タイガーズやフロリダ・マーリンズのマイナーチームでプレーしていたようですが、最大でもシングルＡ止まりの選手だったようです。

シングルＡ（アドバンストＡ）は、メジャーリーグでは4軍に当たります。

メジャーの舞台では、ＡＡＡやＡＡといた、２～３軍にすら上がれなかった選手だったのです。

おそらくアメリカでは自分の将来は厳しいと思い、環境を変える意味でメヒアはアジアへ来たのでしょう。

そして結果的に台湾では大成功したのですが、前述したとおり台湾とは差があります。
そのような状況の中で、ミゲル・メヒアは結果を残せるでしょうか？

考え方によっては、アジア向きの選手だったという考え方もできなくはありません。

もしもアジア向きの選手だったら、来シーズンには西武で活躍することによって、今回結んだ３０００万円よりも数倍の年俸を稼ぎ、ジャパニーズドリームを獲得する可能性もあるでしょう。

ミゲル・メヒアにとっては、日本での活躍が人生の分岐点になるかもしれません。
彼の挑戦はプラスとなるか？それともマイナスになるでしょうか？
注目です！