広島新外国人投手、メジャーの実績は乏しいが先発ローテーション入りは期待できそう
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taki
2014年11月25日 21:07 visibility195
広島カープが獲得した新外国人投手、クリス・ジョンソン投手に関してですが、メジャーリーグでの実績は乏しいですが、AAAでの成績を見る限りでは、来シーズンは先発ローテーションの一人として1年間活躍してくれる期待が持てるかもしれません。
メジャーリーグでの実績を見ると、実は1勝もしたことがありません。
2014年は、ミネソタ・ツインズでプレーしていたのですが、3試合に先発登板しましたが、0勝1敗という成績でした。
ツインズは今年メジャーでア・リーグ中部地区の最下位。
チームが弱かったなかで与えられたチャンスを、残念ながらものにすることができなかったようです。
その一方で、2014年のAAAでの結果は見事でした。
AAAのインターナショナルリーグでは23試合に先発登板。
全て先発として出場して10勝7敗と、良い成績を残しています。
今年はメジャーとAAAで併せて26試合に先発投手としてプレーしたということになります。
因みに、2013年もメジャーでプレーできたのですが、4試合登板して先発投手起用は1度だけ。成績は0勝2敗。この時はピッツバーグ・パイレーツでプレーしていました。
2013年のAAA(インターナショナルリーグ)での成績を見てみると、26試合に先発登板して、10勝4敗という良い成績を残しています。
2013年に関しては、メジャーリーグとAAAを併せて27試合に先発登板しています。
2年続けて26試合以上先発投手を務めているところをみると、1年間しっかり先発として投げ切る体力はあるようです。
以上の成績を考慮すると、クリス・ジョンソン投手は、ここ数年AAAでは良い成績を残しているものの、メジャーではチャンスを与えられたが、残念ながら結果を残すことができなかった投手と言えるでしょう。
ジョンソンは現在30歳。
自身の将来を考えた結果、メジャーで生き残るのは難しいと判断し、日本でのプレーをラストチャンスと捉えているようにも思えます。
カープとは契約金3000万、年俸7000万円+出来高という金額も、今後メジャーに上がることが厳しい状況を考えると、魅力的なものに見えるでしょう。
日本の中6日、100球を越えても投げ続けるローテーション方式、軟らかいマウンドなどの環境に慣れることができたら、カープのローテーションの一人として活躍してくれる可能性は十分にあると思います。
日本でのラストチャンス(?)にかけるハングリー精神がプラスとなるかどうか、来年のジョンソンの活躍に期待します!
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