ウェールズ代表はグループ1

  • taki
    2011年08月01日 19:50 visibility180

2014年のワールドカップヨーロッパ予選の組み合わせが決まったようですね。
ウェールズ代表はグループ1に入ったようです。

<グループ1>
クロアチア
セルビア
ベルギー
スコットランド
マケドニア
ウェールズ

世間の注目としては、おそらくクロアチア対セルビアの対決に注目が集まることになるでしょう。
スペインやドイツなど、ワールドカップで頂点を目指すような国がいないため、全体的なレベルはそんなに高くないように見えますが、ウェールズ代表にとっては、どんな相手でも厳しいグループというのが現状。
おそらく、2位以内に入ってプレーオフに入れたらいいな、というくらいの目標になると思います。

過去の成績を考えると、ウェールズは何故かクロアチアやモンテネグロなどの旧ユーゴスラビアや東欧などの国と親善試合を組むことが多いのですが、確か最近のほとんどの親善試合は負けていたと記憶しています。
スコットランド相手には、数年前までは親善試合で勝利を収めているものの、今年に行われたカーリングネーションズカップで対戦したところ、3-1で敗れてしまいました。

ベルギー、マケドニアは多分最近は試合をしていないと思います。

幸か不幸か、今のウェールズ代表は2012年のEURO出場は叶いそうにないため、予選を戦っている今からワールドカップ予選に向けてのチームをつくることができます。
ガリー・スピード監督には、この時間を有効に使って、現在のウェールズ代表の目標であるワールドカップ出場に向けてチームを作っていってほしいです。
そのためには、いつも言ってきたことですが、まず最初に次のEURO予選でガレス・ベイルとキャプテンのアーロン・ラムジーの二人が同時にピッチにたつことが大切になると思います。

この二人を軸に、チーム戦術を組み立てていくのが今のウェールズ代表には求められると思います。

勿論この二人が怪我などでいなくなったら大ピンチになりますが、今のウェールズ代表ではそれは仕方ないことでしょう。監督には、この二人を有効に使える戦術(乱暴にいってしまえば、この二人が気持ちよくプレーできる戦術)を採用して、チームの骨組みを作成していって欲しいと思います。

精神的な面をいうと、ウェールズ代表の場合は、世間のプレッシャーはあまりないので、予選開始時期は、ほとんどプレッシャーを感じずにプレーをすることができるでしょう。
残念ながら最近のウェールズ代表は弱かったので、国内で試合を行っても、スタジアムは(イングランド戦を除いて)ガラガラだったくらいですから、国民がいかに期待していないかがわかります。

なので失敗を気にせず、クロアチアやセルビアに勝って番狂わせをおこしてやるぞというくらいのチャレンジャー精神を発揮して、試合にのぞんでいってほしいと思います。
そこで結果を残して、チームに自信を付けていってほしいです。

今のウェールズ代表には、チームも国民も、自分達が弱いチームだと思っている人が多いのが現実だと思います。それを打ち破るためにも、今月10日に行われるオーストラリアとの親善試合をはじめ、じっくりとチームつくりを始めていくのが大切です。

ガリー・スピード監督の今後の手腕に期待します。

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