ガリー・スピードが自殺

  • taki
    2011年11月28日 10:12 visibility528

ウェールズ代表監督のガリー・スピードが亡くなったようです。
報道によると、自殺の可能性があるとのこと。

とにかくショックです。

2002~3年にかけて、マーク・ヒューズ監督のもとEURO2004の初出場まであと一歩のところまで行った時、ガリー・スピードさんはウェールズ代表の選手としてプレーしていました。

その後、ヒューズさんが監督を退くと、世代交代の失敗などもあってしばらく低迷が続き、ワールドカップもEUROも予選で全く勝てない時期がつづきました。

低迷中のウェールズ代表を救うべく、2010年にガリー・スピードさんは代表監督に就任。
既にEURO2012の出場は絶望となっている中で、ようやくラムジーとベイルが同時にピッチにたってくれるようになり(この二人は怪我が多く、二人が一緒にウェールズ代表のピッチにたつことがほとんどなかった)、予算の少ないウェールズ代表でありながら、優秀なオランダ人コンディショニングコーチである、レイモンドフェルハイエンさんがウェールズ代表のコーチに就任。

10月の予選2試合では勝利を飾るなど、2014年のワールドカップ出場に向けて、これからチームが向上しそうな雰囲気があったなかで、今回のような悲劇が起こってしまいました。

原因はまだわかりませんが、ウェールズ代表が良くなりかけているなか、こんなことになってしまい、本当に残念な気持ちしかありません。

いったい彼に何が起こっていたのでしょうか?
最近のウェールズといえば、来年に開催されるオリンピックのサッカーにウェールズ人選手を、イギリス代表の選手として招集するかが問題となっていました。
それに関する問題で協会と選手のあいだで板ばさみにあっていたのでしょうか?

それともプライベートな事情でしょうか?

代表監督の重圧でしょうか?
ウェールズ人のナショナリズムはそこそこ強いものの、サッカーウェールズ代表に関する関心は最近ウェールズ国民の中でも薄れていた印象があるのですが(最近のウェールズ代表の試合は、ホームゲームでもスタジアムはガラガラでした)、最近チーム状態が良くなり、次こそはワールドカップ出場を目指そうという雰囲気の中で、何か精神的に追い詰めるものがあったのでしょうか?

色々と考えても、今はまったく気持ちの整理ができません。
もう少しメディアからの情報を得てから、今回の出来事についてもう一度考えてみたいと思います。

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