外国人枠は増やすべきか?

  • taki
    2010年07月24日 01:23 visibility91

サッカーのワールドカップが終わり、先週からいよいよJリーグが始まりました!

ワールドカップで日本代表は素晴らしい結果を残したわけですが、
今後の日本サッカーの将来を考えると、やはり無視できないのが、Jリーグのレベルの向上でしょう。

そのためにはどうすべきか?ファンや評論家の中では、色々な意見が飛び交っていると思いますが、
自分が興味をもった意見は、

Jリーグの外国人枠を増やすべきだ!という意見です。

Jリーグができたころ、確か外国人枠は5か6人くらいだったと記憶していますが、
今では3人とアジア枠1人の合計4人となっています。

スポニチに出ていた記事では、外国人枠を増やして、
Jリーグ全体のレベルを上げたうえで、そこに日本人が入ることで、
日本のサッカーのレベルをあげるべきだと書いてありました。

東洋経済に載っていた、セルジオ越後の記事でも、同じく外国人枠の増加をセルジオは訴えており、
レベルの高い外国人選手と競争してポジションを奪うことで、
選手のレベルを上げていくべき。という主張もありました。

確かに、そういった背景を考えると、外国人枠の増加というのもありかもしれません。

個人的には、外国人枠の増加は反対なのですが、
それによって生じるメリットが、外国人枠を減らすよりも大きいのなら、
ぜひとも外国人枠を増加してほしいと思います。

ただ、Jリーグが今まで外国人枠を減らしてきたのも、決して間違いではないと、自分は思っています。

一番の理由は、日本人選手の実戦の場を少しでも多く用意してほしいからです。
今回のワールドカップでイタリアが早いうちに敗退しましたが、
どうやらイタリアでは、セリエAでの外国人枠を2人から1人にへらすことにしたようです。

イタリアの場合は、EUの選手らは外国人選手扱いにならないため、
果たしてこの試みが成功するかは正直疑問なのですが、
やはり少しでも自国の選手の出場機会を増やすことが、
その国のサッカーのレベルを上げるためには欠かせないことだと思います。

確かに、レベルの高い外国人選手と競争することで、レベルを上げるという考えもありますが、
競争に負けて試合にでれないようでは、実戦経験が十分に積めないので、
いつまでたっても能力をあげることができないという考えも、否定できません。

ただ、実戦経験が必要なら、紅白戦や練習試合を多く行えばよいという考えもあるかもしれません。
Jリーグの現状をみると、サテライトリーグが廃止されるなど、
むしろ実戦から遠ざけてしまうような印象がぬぐえないのも事実ですが、
1人でも多くの日本人に出場機会を与えることで、
選手の能力を向上させるという意識だけは忘れずに、選手らの育成を積極的に行うべきだと思います。

外国人枠の増加が本当に日本サッカーにとってプラスになるのか?
それとも今のままでいいのか?
むしろ逆の発想で、今より数を減らしてでも日本人に出場機会を与えるべきか?

どちらもメリット、デメリット両方が存在するため難しいところですが、
日本サッカーのレベル向上のために最適だと言える数字がみつかってほしいですね!

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