改めて考える春秋制と秋春制

今日スポナビのニュースを見ていたら、
ＦＩＦＡのブラッダー会長が
アメリカのサッカーリーグである
ＭＬＳに対して日程への要望を述べており、

内容はというと現在の春秋制を廃止して
ヨーロッパの先進国同様
秋春制にしてほしいということだそうです。

日本でも最近良く話題になっていることですね！

確かにアメリカの場合は
アメリカンフットボールのリーグシーズンを
秋春制にしている事からもわかるとおり、
移行しようと思えばできる環境であるだけに
そういった要望が出るのもわかる気がします。

寒い地域でもアメフト用の
ドームを使う手もあります！

余談ですがかつては春秋制を世界共通カレンダーに
しようとした事のあるＦＩＦＡですが、

今ではヨーロッパ先進国の日程に
合わせて欲しいと言ってくるあたりは
やはり最後は力のある所にあわせるというのが
世の中の常なのだなと
それが良いか悪いかは別として実感してしまいました・・・

話を少しずらして日本に関してですが、
既に多く語られているので
あえて言う必要はないのかもしれませんが、

日本は北の方ではかなりの雪が降っており、
ロシア、アイスランド、フィンランドといったところが
春秋制を取っている所からもわかるとおり
やはり以降が難しいといったところがあります。

それでも犬飼さんがやたらと移行を主張するのには
今回のＭＬＳのような要望がウラの方で
日本にも来ているのかなと
疑り深い自分は考えてしまうのですが、
やはりこのままでは無理でしょう。

自分の考えとしては人工芝使用の許可と
室内練習場だけでは無理だと思っており
他にも色々な手を打たなければいけないと考えています。
（この辺のことは明日書こうと思います！）

ただ、幸か不幸かわかりませんが
日本では地域によっては
ほとんど（まったく）雪が降らない地域もあり、
そういった地域では秋春制ができてしまうため
話がややこしくなっているのでしょうね・・・

実際に社会人のラグビーリーグは
雪の降らない地域で試合を行うことで
秋春制を実行したりしています。

変な話ですがＪリーグができたころだったら
北の方にチームがなかったため
簡単に移行していたかもしれません。

もちろん札幌や山形のＪ参加は
大いに喜ぶべきことですけどね！

いろんな意見があると思いますが、
サッカーがグローバル化している以上、
他の国にあわせることは
ある意味で避けられないのかもしれません。

そして残念ながら日本のサッカー界は
外国が日本にあわせるのではなく
日本があわせなければいけない
立場であることは事実でしょう。

そういった現状と自分らの現実を照らし合わせ、
最善の手段が見つかるといいなと思います！

運営者の努力に期待したいと思います！