名古屋優勝の喜びと、悲しいメディアの現実

まずは、名古屋グランパスの優勝、本当に嬉しいです！

大好きなピクシーが名古屋に戻ってきて以来、名古屋を応援するようになった自分ですが、まさかこんな素晴らしい出来事がすぐに来るなんて、3年前は思っていませんでした。

1年目に予想以上に素晴らしいサッカーを披露したものの、2年目はヨンセンの退団とダヴィの加入が思ったほどチームの成長に結びつかず苦しみ、2年目途中から加入したケネディの獲得、そして3年目の大補強が成功し、悲願を達成したことに、心から喜んでいます！

ただ、今朝のコンビニで、ものすごく残念な光景を見てしまいました・・・

好きなチームが優勝した時の恒例行事といえば、今はそうでない人も多いと思いますが、やはりその翌日のスポーツ新聞を記念に買うことでしょう！

「名古屋グランパス　初優勝！」

そういった一面を飾った新聞が新聞置き場に連なっている中、場合によっては何刊も買ってしまうファンも、決して少なくはないでしょう。

ただ、今日のコンビニでスポーツ新聞売り場をみたとき、正直唖然としてしまいました。

何刊か置いてある中で、名古屋グランパスの優勝を掲載していたのが、なんと東京中日スポーツだけだったのです。しかも、裏一面にものせていないメディアもありました。

それぞれの一面と裏一面をみてみると、

スポーツ報知　「ダルビッシュ離婚（裏一面：名古屋グランパス優勝）」

スポニチ「競馬（裏一面：ダルビッシュ離婚）」

サンスポ「競馬（裏一面：名古屋グランパス優勝）」

デイリー「ダルビッシュ離婚（裏一面：ゴルフ）」

日刊スポーツ「競馬（裏一面：本田圭佑）」

といった感じで、名古屋を取り上げてくれてるのは、裏一面で2社だけでした。

もしかしたら、東海地方では、名古屋グランパスを一面にしてるかもしれませんが、これが世間のＪリーグへの関心度の現実かもしれないなと思いました。

外国と比べてもしょうがないですが、プレミアの優勝が決まった時に、一面で取り上げられないことがあるでしょうか？

スペインでバルサが優勝したのに、表裏の一面でも記事がないことがあるでしょうか？

そういったことを考えると、やはり今後のＪリーグの課題は、メディアへの露出度を上げることだと思います。そのためには何が必要なのか？自分も色々と考えてみたいと思います。

とりあえず考えられる方法としては、Ｊリーグのレアルマドリード、もしくはマンチェスターユナイテッド的なビッグクラブをつくることが一番良い方法だと思っています。

「Ｊリーグに巨人はいらない」と川淵キャプテンが昔言っていましたが、Ｊも１８年がたち、海外のクラブの動向を考えると、そういった発言を１８０度かえて、ビッグクラブの作成が今後の課題になってくると思います。すでになっている部分もありますが、まだまだ足りないと思います。このへんにかんしても、また機会があったら書いてみます！

色々とかきましたが、とりあえずは、名古屋優勝の喜びに浸りながら、今後のことを考えていきたいです！