ウェールズ代表監督にスウェーデン人？

ジョン・トシャックさんが辞任して以来、未だに正式な監督が決定していないウェールズ代表ですが、ウェールズの地元紙であるデイリーポストで、スウェーデン人のラーシュ・ラーゲルベックさんが、代表監督の就任に興味を持っているという記事があったようです。



トシャックが辞任して以降、Ｕ－２１ウェールズ代表監督のブライアン・フリン氏が暫定監督をしたまま、未だに正式に監督が決まっていない現状ですが、果たして正式就任となるのでしょうか？



ラーシュ・ラーゲルベックさんの経歴を見ると、スウェーデン代表監督として２００２、２００６年のワールドカップに出場してベスト１６、ＥＵＲＯ２００４でベスト８、ＥＵＲＯ２００８出場という素晴らしい成績を残しているようですから、結構期待がもてそうな気もします。



ウェールズ代表は、過去の歴史の中で、イギリス人以外の監督を就任させたことはなく、常にウェールズ人かイングランド人が就任していたわけですが、果たして、史上初めての外国人監督が就任するのか？といった部分も注目してみていきたいと思います。



引き続きウェールズ代表の話になりますが、１１月１７日の国際Ａマッチデーでは、ヨーロッパの多くの国が親善試合を行っているにもかかわらず、ウェールズ代表は親善試合を行いませんでした・・・



ウェールズ代表の特徴として、国際Ａマッチデーの日にもかかわらず、親善試合を行わないということが結構あるんです。というよりも、親善試合を行えないという言い方の方が正しいのではないでしょうか？



自分の予想として、考えられる理由としては、



・親善試合をしてくれる国があまりない（人脈、コネがない？）



・ホームで試合を行っても、観客動員が少ないため、赤字が決定的なので試合を行わない



・財政上の問題から、アウェーに遠征するための予算がない



などといった理由があると思うのですが、決して強豪国ではないウェールズであるわけですから、こういった現状は本当に辛いと思います。



ガレス・ベイルがＣＬで活躍したり、アーロン・ラムジーの怪我が回復してきたという、明るい話題もあるわけですから、なんとかこの現状を打開するきっかけがほしいところです。



ただ、明るい話題としては、来年からカーリングネイションズカップに参加するということでしょうか。アイルランド、北アイルランド、スコットランド、
ウェールズの４カ国が参加して行うこの大会によって、とりあえず来年２月８日はアイルランドと試合を行うことができます！



その大会の続きとして、国際Ａマッチデーではありませんが、５月２４日にスコットランド、５月２６日北アイルランドと対戦することも決まっています！



ただ、５月２８日にＣＬファイナルがあることを考えると、あまり可能性はないと思いますが、ＣＬ決勝に勝ち残ったチームの選手は参加しない可能性があるのではないか？

欧州リーグが終了した直後で、代表に参加せずに休養をとりたがる選手がいるのではないか？という心配もなくはないですが、試合という貴重な経験が確保できていることだけでも、今のウェールズ代表は、プラスに考えていいと思います！



現状を考えると、ＥＵＲＯ２０１２の出場は難しいですが、ここでチーム力をつけて、２０１４年のワールドカップには出場できるよう、更に遠い先の話にはな
りますが、２０１６年のＥＵＲＯからは出場国の枠が１６から２４に増えることで、出場の可能性も少しは高まるだけに、なんとか頑張ってチーム力を向上し
て、１９５８年ワールドカップ出場以来の世界大会進出を目指して、チームを強化していってほしいと強く思います！