出場停止をなくせ！

今日は自分がサッカーにおいて換えて欲しいと思っているルールの一つを書きたいと思います。

それは

イエローカードの累積による出場停止をなくして欲しい！

ということです。

自分は昔からこのルールが好きではありません。
試合中のイエローカードは理解できます。
そして退場も仕方はないでしょう。

しかし、なぜ次の試合まで出る権利を失う必要があるのでしょうか？

それを強く感じたのは確か2003年のチャンピオンズリーグでした。
準決勝でのレアル・マドリード対ユベントス。

結果はユベントスが勝ったのですが、
その試合でイエローカードをもらったネドベドが
累積警告がたまって決勝に出られなくなってしまいました。

自分が彼のファンであるということもありましたが、
彼の素晴らしいプレーが決勝で見られなかったのはとても残念だった記憶があります。

基本的に考えが甘い自分の性格からくる考えなのかもしれませんが
まじめにサッカーをプレーしている中で起きてしまったファール
による警告でなぜ決勝を失わせる必要があるのだろうと今でも思っています。

もちろん出場停止そのものをなくせとは思いません。
たとえば試合中に相手を蹴飛ばして退場になった場合は
当然出場停止の処分を受けるべきでしょう。
むしろ非紳士的行為を行った選手でイエローだった選手のファールに対して
あれはひどい行為だったとＶＴＲ判明したら出場停止をするべきです。

変な言い方かもしれませんがフェアなファールと
ファールなファールを徹底して区別して
処分を下す方が適切なことがいっぱいあるように思います。

あのときのネドベドもたとえば準決勝でレアルの選手に唾を
吐いての処分ででれないとかだったら自分も納得していた気がします。

試合中に起こるファールを、
相手が大怪我をするようなファールならともかく
相手の攻撃の流れをきるようなある意味プロフェッショナルなファールによる
警告などの累積で次の試合に出れなくするというのは疑問に思います。

2004年のアジアカップでは確か決勝トーナメントでは試合中にもらった警告を
次の試合に持ち越さないというルールを採用したことがありました。

おそらく自分と同じような考えを持っている人はおり、
それをテスト形式で実験したということでしょう。

結果的にワールドカップでそのようなルールが採用されることは
ありませんでしたが、自分としてはいつの日か累積警告による
出場停止のルールがなくなってくれればいいなと思います。

ただ、当分は変わることはなさそうですね・・・