メジャーではないが、意外と盛り上がっているフウガドールすみだ

昨日、Fリーグのフウガドールすみだ対名古屋オーシャンズを観戦に墨田体育館に行ってきました。

最近のFリーグは人気も低迷しているようなので、試合開始１０分前くらいに会場入りしても、空席が多いだろうからゆったりと観戦できるだろう・・・

そんな感じで入ったら、なんとスタンドが満席でした！
ということで、まさかの立ち見観戦に。

スタンドを見渡すと、フウガのレプリカユニフォームやTシャツなどの着用率がそこそこ高かったことと、スタンドに来ている人たちのほとんどがフウガドールを真剣に応援しているようで、フーガドールに得点がはいったらスタンドの７～８割が声をあげたり手を挙げて喜んでいることに驚きました。

招待券をばら撒いた試合なら、こんなに盛り上がることはなかったはず。
結構熱狂的なファンに支えられているなという印象を受けました。

因みに、この日の入場者数は１４６２人とのこと。

両チームのサポーターを見渡すと、フウガドールは、墨田区在住と思われる子供たちが数十人集まって、フウガドールのシャツを着て応援してる光景がありました。

彼らがこれから成長していくにあたって、どこまでフウガドールへの愛着を持ち続けてくれるのか。
それがフウガドールの未来を左右するのかもしれません。

一方、オーシャンズのサポーターは数名がユニフォームを着て太鼓などを叩いて応援している程度。
地元名古屋にかえれば違うのかもしれませんが、これだけ勝ち続けているチームにしては物足りない規模に感じました。

試合結果は２－３で名古屋の勝利。

ほぼプロのオーシャンズと、ほぼアマのフウガドールとの対決でしたが、地元ファンの声援があったからか、結構フウガドールが粘り強く戦ったという印象があります。

最後はオーシャンズの高い個人技に力負けした感じでしたが、あと少しで引き分けるかもという展開に、多くのファンが楽しんでいたように思います。

Fリーグと言えば、オーシャンズが勝って当たり前の状況で、最近は観客動員も減少しているので、あまり良いイメージを持たずに観戦に行ったのですが、いざフウガドールの試合を見てみると、地元の熱い声援を受けた会場の雰囲気が予想外に素晴らしかったという感想を持ちました。

おそらく世間ではいまだにFリーグはマイナースポーツの域を出ない状況だと思いますが、フウガドールは今こそチャンスとばかりに地元の熱いサポートを受けて、オーシャンズ以上のクラブとなって、日本全体に認知されるようなクラブになってほしいです。

当然ながら、それは決して簡単なことではないと思いますが。