さらば ミスタードラゴンズ 立浪 和義

初安打も引退試合の最終打席も二塁打。
二塁打のプロ日本新記録を達成。

立浪いわく「監督に恵まれた」と
PL学園から高卒でいきなり星野監督にレギュラーを任され
失敗にも目をつぶり使い続けてくれたことが
2000本安打を早く達成できたことにつながったという。

昨年で辞めることも考えたが、.205という数字。
もう一度。
幸せな事に立浪は引き際を任されていた。
もう一年やらせてくださいと、今季必死に最後の力を
振り絞るかのように練習に取り組んだ。

星野監督の一次政権ではとにかく使い続けてもらい
結果を出しながら自信をつけ
二次政権では「来年引退試合するぞ」と発破をかけられ
奮起。
高木監督には肩の不安から二塁にコンバートされ
名手と言われた高木氏から二塁手の奥義をさずかり
大成。
山田監督には2000本安打間近で成績が急降下
レギュラーを外されそうなときに4番を任され、気もちに張りが
できて復活させてもらった。
落合監督には代打の道を作ってもらいいい時も悪い時も
ここ一番というところで使い続けてくれた。

2000本安打達成まじかの巨人3連戦
PLの先輩の清原に、
「もしこの三連戦で2000本安打を打てたら花束をお願いします。」と
進言したところ快く承諾してもらい、願いがかなった。
これが一番の思い出だと立浪は言う。

今季も多くの選手がプロ野球界から去るが
立浪 和義はとても幸せな野球人生を送れたと思う。

打撃にこれでいいというのはない
これはみんな言う言葉だが、打撃は永遠だな。
自分もいつまでも切磋琢磨したい。
打撃のことを考えない日はなかったと、雨の日が嬉しかったとも
立浪は言う。
打撃って奥が深い。
そう思う。

立浪選手お疲れ様でした。

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