試合の勝敗を左右するもの1

雨が降って試合が中止。
他にもやる事はあるのだがテンションがあがらず
朝風呂に入って昨日の7連勝ストップの敗戦をぼんやり考えてみた。

試合を決めるものって特定できないほど無数にあるとは思うが
あくまでも持論ですが
確率の追及、試合の流れをつかむ。
これが一番大切かと思う。
打率、盗塁の成功率など明確化された数値もあるけど
相手がミスする確率、捕球ミス、送球ミス、判断ミス。
それを誘うために何をするか。
特に格上のチームと戦うためにはそういう要素はとても
重要だと思う。
よく言うのは試合前の練習も相手は見ているという事。
試合前は相手チームもどの程度のチームか
よく観察している。
だからここではったりの練習をすることも重要。
相手に強そうと思わせる事。
そうする心理効果によって、相手が手ごわい、自分たちより
強いのではないか??と勘違いさせる。
捕手からの二塁送球を鋭く早く。
無理ならわざとセカンド送球をせずに一塁、三塁に矢のような
送球をする。
だらだらした練習は自分たちのためにもならないし
相手にもいいようにしかけられる。
強そうにみられればあまり安易なゆさぶりはかけられにくい。
逆に相手の練習をみる、肩の強さ、捕球の仕方、動きの機敏さ。
それによってランナーに出た時の走塁のイメージを作れる。
慌てるプレーヤー、正確性に欠くプレヤーにはドンドンしかける。
ミスを誘い進塁する確率が高いから。
余計な送球をさせてミスを誘う。
試合が始まっても効果的なヤジで相手の心理に迷い、狂いを生じさせる
確率を高める。
投手が厳しいコースをせめて審判にボール判定されてカウントを悪くしているとき。
打者を打ち気にする挑発。
かーっとしたバッターは打ち気になって打ち損じをする確率があがる。
心理戦はとても大切だと思う。
相手の力を出させないようにする抑止力になるから。
力が出せないことで苛立ちがでて流れなどもつかむこともできる。
だいぶ長くなってしまったので
流れに関してはまた書こうかな。

強いもの倒すというのはとても大変だけどやりがいがある。
自分の甲子園のベストゲームのNO1は
1973年の江川作新学院対銚子商業、柳川商業の試合。
柳川商業のバスター打法作戦で延長15回まで追い詰め
銚子商業の土屋との投げ合い、多部田選手の本塁突入流血のヘッドスライディング。
そして雨の中のサヨナラ四球。
試合の流れを必死につかもうとうする弱者の戦いというものを
小学校5年の自分はこの戦いから教わった。



chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。