2014:J2:41節:H:vsロアッソ熊本「今季を象徴する引き分けでJ1の夢は来季に持越し」その2

2、戦評

POに僅かな可能性を残す岡山は、ホームで、熊本を迎える。
岡山は、ここまでフル出場だった25田所 諒を累積の警告で欠いての試合となった。
代役には、怪我明けの38三村 真を抜擢して、試合に臨んだ。
岡山は、前節と違いやや攻撃的に展開。
しかし、前節同様に流れは熊本が握り劣勢に立たされた。
2度のオフサイドによりノーゴールが2本あった。
岡山も攻撃の形を作るも決定機までは作り出せず、チャンスでも精度を欠いた。
結局0-0で、前半終了。
後半からは、前半で熊本が選手交代したのに対して、岡山もハーフタイムで、選手交代。
低調なパフォーマンスだった20妹尾 隆佑を下げて、32片山 瑛一を投入した。
それでも後半も基本的には、熊本ペース。
そんな中、岡山は、集中した守備で、粘り強く守る。
両者決めてを欠く中で、後半頭から入った32片山 瑛一の武器であるロングスローの流れから泥臭く14押谷 祐樹が、先制ゴールを決める。
その後は、カウンターの機会を狙いつつ守備に重点を置く岡山。
追加点を奪えず、影山 雅永監督は、運動量低下の著しく、パフォーマンスが、落ちて来た38三村 真を下げて、17島田 譲を投入。
これまでも似た様な采配で、試合を締めた事もあったが、この試合では、裏目に出てしまった。
バランスが、崩れた事で、より熊本ペースとなり一方的展開となる。
数分後にアディショナルタイム待たず、後手後手になった守備のファールで与えたFKから痛恨の失点を許し、同点にされる。
4近藤 徹志を前線に上げて、パワープレーに見せるも守備的采配が崇り、勝ち越す力は既になく、そのまま試合終了。
岡山は、他試合の結果を待たずして、昇格の可能性が、消滅した。
この結果、岡山は、今季でのJ1昇格への道が、閉ざされ来季に向けての戦いとなり、最終節は、消化試合となった。

3、得点経過

H:岡山:1-0:14押谷 祐樹(4近藤 徹志)

経過

32片山 瑛一のロングスローから相手選手が触るも3後藤 圭太に当たって落としみたいになる。
4近藤 徹志は、コントロールまで行けず混戦になる。
最終的に4近藤 徹志の元に行く。
4近藤 徹志は、近くの14押谷 祐樹へ出し、14押谷 祐樹が、GKの居ない所を狙ってシュート。
21金井 大樹も飛びつくも届かず、先制点。

コメント

32片山 瑛一のロングスローから初めての得点。
こういった形ももっと多くの試合で、出来ていたらという得点。

A:熊本:1‐1:20沢田 崇

経過

32片山 瑛一のファールで、熊本のFK。
27中山 雄登が、蹴ったボールは、絶妙で、20沢田 崇が、完全にフリーとなり裏へ抜け出した形となる。
それをしっかり決められ失点。

コメント

最後の最後で、これ。
今季を象徴する失点。
これだけフリーにさせるとこうなる。
やっぱり、この時間にファールをしてしまうのは、問題だし、そういったファールをしてしまうのもそうであるし、そういったファールの確率が、高くなる展開を作ってしまうのも問題。

その3に続く。

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