ファジアーノ岡山2015シーズン前雑感Part5「DFラインを高くするのか低くするのかという視点で見えてくる今季のサッカー」その4

6、3バックだとどうか

ラインが低い場合

左から5植田 龍二郎、35岩政 大樹、4近藤 徹志と並べるとJ2屈指のタワーとなります。
空中戦に無類の強さを発揮し、裏をケアする必要場面が、少ないので、守備的に行きたい時は、ベストの組み合わせ。
その分4バックの時同様に、テクニックや視野というのに不安を抱える選手ばかりであり、攻撃が単調になる可能性は高い。

ラインを状況に応じて上下する場合

左から5植田 龍二郎、6竹田 忠嗣、3久木田 紳吾。
両サイドに高さと運動量のある選手を起用。
真ん中に一定のテクニックとラインコントロールに長ける6竹田 忠嗣を起用することで、バランスを取る組み合わせ。

ラインが高い場合

左から25田所 諒、35岩政 大樹、3久木田 紳吾。
昨季良かった時期のサッカーに真ん中が、3後藤 圭太から35岩政 大樹になる事で、空中戦には、強くなった。
その分、足下の技術が不安があり、パスミスから失点というリスクは、大きい。
3後藤 圭太が、抜けた事で、ラインを高くする3バックは、理論上、不安を抱えている。
かと言ってテクニックのある6竹田 忠嗣を起用すると空中戦に弱くなってしまう。

次は、ここまで踏まえて、まとめに入ります。

7、総括

やはり、35岩政 大樹と21加地 亮の存在は、守備面で大きい。
まず、1対1の強さと駆け引きの巧さは、特筆すべき点であり、安定した力を発揮する事が可能。
この二人が、輝くのは4バックの導入すれば、ラインの高さは、どの形でも機能するサッカーを見込める。
しかし、3バックの場合35岩政 大樹を外すという選択肢も出てきたり、目指すべきサッカーによっては、苦手な部分にも挑戦しないと行けなくもなる。
それでも、昨季までの3バックのサッカーを踏襲する可能性も十分ある。
この二人の様な実力のある選手を中心にチーム作りを進めるのが、一番現実的選択。
まずは、後ろの組み合わせに注目して行きたいところ。
今回述べなかったが、21加地 亮のCB起用を含め、3バックと4バックの併用する可能性もある。
この辺りキャンプでの情報を聞き、どういったチーム作りをしていくのか見極めたい。

PS
24日の9時30分から練習を見る限り3バックの可能性が、濃厚。

岡山から世界へ 
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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