ファジアーノ岡山2015シーズン前雑感Part8「トップとネクストの組み分け考察」その1

1、前書き

もしかすると日替わりで、トップとネクストの練習参加が、違う可能性があり、まだ正式に決まっていないので、まだなんとも言えない。
その中で、数合わせでもなく、滑り込んだと思われる37千布 一輝のトップ帯同は、非常に驚くべきことだった。

目次

2、トップとネクスト
3、良い練習ができる最低限の人数
4、トップ組に滑り込んで選手たちから見る方向性
5、実力のある3選手のトップ組入り
6、怪我や体調不良などに苦しむ選手達
7、まとめ

2、トップとネクスト

トップ:23名

GK(3):1中林 洋次、22椎名 一馬、29松原 修平
DF(7):3久木田 紳吾、4近藤 徹志、5植田 龍二郎、6竹田 忠嗣、21加地 亮、35岩政 大樹、39篠原 弘次郎
MF(10):8渡邊 一仁、10千明 聖典、16関戸 健二、17島田 譲、24矢島 慎也、25田所 諒、26田中 奏一、30幡野 貴紀、33伊藤 大輔、37千布 一輝
FW(3):32片山 瑛一、27藤岡 浩介、28小林 秀征

怪我?6名

GK:なし
DF:なし
MF:2沢口 雅彦、11染矢 一樹、20妹尾 隆佑、
FW:13久保 裕一、14押谷 祐樹、15三村 真

ネクスト

情報なし

推測:13名

GK(2):42似鳥 康太、44木和田 匡
DF(6):31板野 圭竜、32田中 宏昌、34田中 雄輝、36寄特 直人、41西林 直輝、45宮本 樹明
MF(3):23宮田 直樹、38加藤 健人、40飯田 涼
FW(2):18上條 宏晃、43呉 大陸(ゴ・ダイム)

3、良い練習ができる最低限の人数

まず、練習できる最低限の人数を揃えたと考えるべきである。
フィールドプレーヤー20名で、トップの練習としては、ギリギリ実戦形式の練習が出来る最低限の人数である。
別メニューや姿の見えない選手を含めるとフィールドプレーヤーが、26人となる。
その時どうするのか注目すべき点である。
ネクストに関しては、怪我人を除いてもフィールドプレーヤーが4人の5対5のミニゲームが出来る最低限の人数が、揃った。
そう考えると理にかなった組み合わせと言えるもののギリギリの状態であり、少し心細い。
今回の様に怪我人が、少し出るだけで、厳しい状況になる。
その辺りの部分をどう減らすか。
公式戦や対外試合等でのラフプレーによる怪我は、防ぎようがないが、練習でのコンディション調整には、大事な要素である。

4、トップ組に滑り込んで選手たちから見る方向性

もし、このまま昨季ネクストの選手。
特にCF陣がトップに残った場合は、FWの補強は、遅くなるだろう。
春先に不振であれば、緊急補強があるだろうし、長い目で見て、夏場に加速させたり、流れを変える意味での補強もあるだろう。
しかし、この場合、ネクストに戻る選手が出てくる可能性がある。

選手分布

19片山 瑛一(28小林 秀征)
24矢島 慎也(30幡野 貴紀)、27藤岡 浩介(16関戸 健二)
25田所 諒(37千布 一輝)、10千明 聖典(17島田 譲)、33伊藤 大輔(8渡邊 一仁)、21加地 亮(26田中 奏一)
4近藤 徹志(5植田 龍二郎)、35岩政 大樹(6竹田 忠嗣)、3久木田 紳吾(39篠原 弘次郎)
1中林 洋次(22椎名 一馬、29松原 修平)

となります。
ここで、注目すべき点は、左サイドのバックアップが、37千布 一輝の点である。
深読みし過ぎかもしれないが、パスサッカーを志向するという意図がある様に思える。
昨季のネクストの実績や出場機会を考えれば、43呉 大陸(ゴ・ダイム)になる筈であるが、彼ではなく、37千布 一輝だった。
これは、大きな意味があるだろう。
ドリブルで、積極的に仕掛けると言うよりは、パスで、崩す。
そういった意図がある様に思えてならない。
勿論、様々なポジションを任されたユーティリティ性も評価された事に間違いないが、昨季のプレー及び、紅白戦を見る限りでは、パスの正確性や視野の広さを評価されての面が、大きいだろう。
35岩政 大樹から厳しい声が、飛んでいるが、違う意味で、10千明 聖典も怒られているので、問題ないだろう。
トップの練習に参加する事で、成長に繋がって欲しい選手ではある。

その2に続く。

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