2015：A代表：親善試合：H：vsウズベキスタン「変化がより見えた2戦目」その3

A：ウズベキスタン：3-1：20ﾄｩﾌﾀﾌｼﾞｬｴﾌ

経過

相手がCKを蹴った所、ファーサイドで、競り負けて中に落とされる。
この毀れ球は、ブロックするもその毀れ球を繋がられて、その先にフリーで待ってた選手にダイレクトボレーを突きさされて失点。

分析

これは、単純に高さの無い日本にとって今後多くなるだろう失点パターンの一つだろう。
最初の所で、しっかり体を入れてミートさせなかったが、良い所に落とされた。
一度は、防げたものの混戦の中で、ボールに行ったところ、フリーの選手を作られてその選手にパスを出されてしまった。
ミスと言うミスは、なかったもののやはり高さが無いと言うのは、大きなウィークポイントである事は間違いない。

H：日本：4-1：30宇佐美 貴史（18大迫 勇也）

経過

18大迫 勇也が、体を張って中にパスを出す。
相手に当たってコースが変わったものの毀れた先にいた30宇佐美 貴史へと通る。
30宇佐美 貴史は、狭い所を繊細なドリブルで、しなやかに突破するとそのまま左隅に突き刺せて得点。

分析

これも30宇佐美 貴史のドリブルとシュートが素晴らしかった。
30宇佐美 貴史の前に居た二人の内一人は、20川又 堅碁が居た事もあり、30宇佐美 貴史から見て左側に移動してスペースを消した。
もう一人は、ボールを奪うかコースを消しに行くも30宇佐美 貴史は、右に行きつつ細かいタッチで、ボールを操り、まるでボールを持ってないかの様なドリブルで、狭い所を突き抜けて、そのまま裏へ抜け出した。
ちなみに上記の寄せに行った選手以外を含めて3，4人が30宇佐美 貴史へ寄せに行くもその狭い合間を上手くドリブルで、脱出したと補足しておこう。
そして、シュートも素晴らしかった。
素早いシュートモーションと正確なシュートで、左隅に突き刺せた。
その前でも惜しいシーンを演出しており、非凡なものを持っている事を伺わせた。

H：日本：5-1：20川又 堅碁（6森重 真人）

経過

7柴崎 岳が、CKを蹴る。
そのボールを6森重 真人がヘッドで、叩きつけるもGK21A・ﾄｩﾗｴﾌにパンチングでセーブされる。
それでもその毀れ球6森重 真人が、真後ろに行くより蹴り、GKを超えてその先の20川又 堅碁の下へ行く。
高い打点とフィジカルで競り勝ち、泥臭く押し込んだ。

分析

この得点にも戦術的要素は少ない。
練られたものかは、不明だが、6森重 真人に合ったが、そこで得点できなかった。
それでも6森重 真人の好判断で、GKを外してゴール前で20川又 堅碁のヘッドを演出できた。

その4に続く。