2015:J2:20節:A:vsギラヴァンツ北九州「ポジティブに捉えていいのか?」その3

3-3:不安要素

岡山が、復調したのか?
そう考えたい時には、不安要素がある。
それは、苦手な対3バックではなく、対4バックだったという事である。
岡山は、これまでのシーズン対4バックには善戦するものの、対3バックには苦戦する傾向がある。
3バック相手だとマッチアップすると個で負けたり、ギャップが生まれない事で、フリーの選手が少なくパスコースが無くなって、ボールロストする事が多い。
今シーズンの苦戦の一つの理由として3バックを採用するチームが、増えたという事もあり、良い内容ではあったが、手放しでは喜べない。
また、ここまで安定していた守備も崩れており、その点も不安要素である。
さらに前線の動き出しも乏しく、連動性が少ない。
フリーランによる裏への抜け出し、またはそこに出すパスというのも少なく、スペースが無い所にどうスペースを作り出すのか。
そういった部分もしっかり詰めていかなければならない。

3-4:監督と選手の関係

選手同士のミーティングで、結果が、出たという事はつまり、選手主導だった可能性が高い。
監督のしようとしていたサッカーと選手がしようとしていたサッカー。
これにズレがあった可能性がある。
この辺りのギャップを埋めて行く、作業がされていなければ、監督の影響力が希薄化される可能性もあり、今後に関して、心配な状況もある。
とはいえ、長澤 徹監督は対話を大事にしており、その辺り、しっかり選手とコミュニケーションを取って解決している可能性も高い。
この辺り、心配ではあるが、長澤 徹監督にとっても大事な事であり、監督として選手と一緒に成長していって、上を目指して欲しい。

4、満足度

8点(10点)

久々の3得点の勝利という事で、気持ち良かった。
ただ、一方で、2失点と守備に不安あるものの、勝利と得点から遠ざかっていたので、そちらの方が嬉しい。
ここから岡山には、逆襲して貰って、せめてプレーオフ圏には、舞い戻って欲しい。

岡山から世界へ 
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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