2015:J2:23節:H:vs大宮アルディージャ「超えるべきJ1に近いチームの壁」その2

2、得点経過

H:大宮:1-0:3河本 裕之(22和田 拓也)

得点経過

17横谷 繁のCKを19片山 瑛一がクリアするもその先に居た22和田 拓也が回収。
その22和田 拓也を寄せに周りを見つつ自分が行くしかないと判断して、思い切ってゴール前を離れた35岩政 大樹。
対応するもクロスを上げられてしまった上に、35岩政 大樹がマークしていた3河本 裕之がフリーとなっていてそこにピンポイントクロスが入って、1中林 洋次が、動けないヘッディングシュートを決められて大宮の得点。

コメント

35岩政 大樹が、釣り出されたのは痛かった。
しかし、それ以上にそこを的確に突いてきた上げた22和田 拓也の落ち着き。
これを指摘せずに居られない。
マッチアップしたのが、35岩政 大樹であったが、冷静さを失わずそこから精度の高いクロスを入れてくる。
これは、J1に長い間戦っていた経験そのもの。
そう考えると岡山と大宮の大きな差を感じた。
他チームこういったピンポイントのクロスを簡単には来ないだろう。
そういった意味で、この辺りまだJ2レベルであり、この辺りを突き詰めて、こういった状況でもしっかりマーク出来る対応力というのが、チームには必要。

H:大宮:2-0:17横谷 繁(11播戸 竜二)

試合経過

前からの大宮のハイプレスを受けて、岡山の3久木田 紳吾が、苦し紛れの前方へのボールを難なく、大宮の3河本 裕之が回収し、近くの18横山 知伸に預ける。
18横山 知伸は、岡山の守備陣が、大宮自身のハイプレスで乱れているとみるや、すぐさま楔形パスを前方へ通す。
そのパスを受けた11播戸 竜二が、ダイレクトポストプレーで、裏へのスペースへパスを出す。
そのパスを受けた17横谷 繁が、6竹田 忠嗣の寄せやGK1中林 洋次が良いポジション取りが間に合うまでに、シュートまで行って、これをしっかり決めて、大宮の得点。

コメント

岡山の守備ラインでのパス回しに大きな問題があった。
その結果、最終的に中盤まで繋げず、意図のない前方へのパスで、相手に状況を見渡して、パスを出す余裕を与えてしまった。
加えて、3久木田 紳吾がクリアするまでの過程で、岡山の選手のポジションが、ハイプレスを受けた事で、乱れており、そこを整理する前に突かれて、失点に繋がった。
こういった攻守の切り替えの遅さは、問題であり、要修正。

H:大宮:3-0:39泉澤 仁(3河本 裕之)

試合経過

岡山のFKからの攻撃を3河本 裕之が、最終的にクリア。
このボールが、39泉澤 仁に渡る。
そこからカウンターになり、39泉澤 仁が、駆け上がる。
8渡邊 一仁が、対応して遅らせるも構わず39泉澤 仁が仕掛ける。
それに対して、10千明 聖典が寄せに行かなかった事で、シュートコースが生まれ、そこを使われて、豪快にシュートを決められて、大宮の得点。

コメント

10千明 聖典は、後方に抜かれる事を警戒して、後ろに下がったが、個人の技術が高い、大宮の選手は、ペナルティエリア外のバイタルでも十分シュートレンジ。
後方に居ても意味がなかった。
10千明 聖典のこういった動きを怠った守備の悪さが出た失点。

その3に続く。

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