2012:J2:40節:A:水戸ホーリーホックVSファジアーノ岡山「攻撃の形をほぼ作れずドローで、PO完全消滅」

水戸VS岡山:0-0
得点者:なし
退場者:3輪湖 直樹
観客数:3034人
主審:塚田 健太
副審:馬場 規、山村
将弘

1、A:岡山情報

影山
雅永監督

スタメン

20川又 堅碁
7キム・ミンキュン、36関戸 健二
25田所 諒、8千明 聖典、14仙石 廉、2沢口
雅彦
3後藤 圭太、18竹田 忠嗣、22篠原 弘次郎
1中林 洋次

リザーブ

GK:21真子 秀徳
DF:5植田
龍仁朗
MF:17服部 公太
FW:9アンデルソン、35上條 宏晃、38三村 真、10チアゴ

途中交代

14仙石
廉→9アンデルソン、20川又 堅碁→10チアゴ、7キム・ミンキュン→35上條 宏晃

 

2、H:水戸情報

柱谷
哲二監督

スタメン

30鈴木 隆行
15島田 祐輝、10橋本 晃司、28小澤 司
24ロメロ・フランク、16石神
幸征
3輪湖 直樹、4尾本 敬、34細川 淳矢、2岡田 佑樹
1本間 幸司

リザーブ

GK:21笠原
昂史
DF:19代 健司
MF:8村田 翔、17鈴木 雄斗
FW:11三島 康平、13岡本 達也、32星原
健太

途中交代

10橋本 晃司→32星原 健太

3、戦評

序盤から両チーム守備の良さが光りなかなかシュートを打てなかった。
25分ぐらまで、シュートを打てず形をなかなか作れなかった。
ファーストシュートは、水戸側。
結局前半は、両チームの守備陣の奮闘で、攻撃は低調に終わり0-0で折り返す。
後半に入ると多少攻撃も良くなり、両チーム攻めようという意識を見せる。
しかし、両チーム通じての決定機は、岡山の8千明のシュートが、ポストに当たった時のみ。
全体的に守備陣の頑張りが、目立った試合は、0-0に終わった。
また、この試合の結果と他試合の結果を受けて岡山のPO進出が、完全消滅した。

4、レビュー(A:岡山側)

22篠原を先発起用した辺りロングパスを狙うサッカーで、あった事は、間違いない。
そのため攻撃が、単調になった。
個人的に足下のパスで、しっかり繋いで、サイドチェンジで、ピッチを広く使った方が、良いサッカーが出来ている。
今季10チアゴを起用した時に攻撃が、低調になったのもその辺りにある。
ストヤノフの様に精度の高いロングパスを蹴れる選手が居るのなら分かる。
ただ、今季通して裏へ通ったパスは、ほとんどない。
CBやGKだけでなく、DHもほとんど通せずチャンスを潰している。
時には、狙うのは、問題無いが、それを主要攻撃にした場合この試合の様にチャンスをほとんど作れなくなる。
個人的には、8千明と14仙石を中心にしっぱりパスを繋いで、組み立てるべきだと思います。

9アンデルソンは、十分スタメンで行けると思います。
スピードこそなかったですが、やっぱり違いますね。
CKの弾道は、曲げるタイプしか見えなかったので、今後もっと見てみたいですね。
良く曲がってましたし、残り2試合しかないですけど、楽しみです。
8千明のポストに当たったシュートを放つまでの流れのプレイもどんどん増やして欲しいですね。
ああいったインターセプトの巧さは、チーム一番なので、前にスペースがあれば、挑戦して欲しい。
7キム・ミンキュンのフィットしてない感じが目立ちます。
一度良いパスを8千明に通してましたが、一度通せるだけでも良いと思うべきか?
20川又もポストプレイが、いつもより上手くいってなかった。
いつもならもっとポストプレイが、出来るけど今日は、あんまり通せてなかった。
この二人が、良くないとやっぱり勝つのは、厳しいと感じた。
今季は、守備が良かったので、来季は、攻撃力アップを主体としてチームを作って欲しい。
PO進出は、途絶えたが、来季に向けての戦いは、もう始まっている。

5、レビュー(H:水戸側)

攻守のバランスが非常に良いチームですね。
元々守備に定評があったチームだけに伝統の球際での強い守備が、光った。
前線からの献身的守備も良く何度かボールを奪う事に成功していた。
攻撃の方は、サイドチェンジの成功率が、低かった。
ここをしっかり通せるようにならないと攻撃力が、半減する。
サイドは、なかなか崩せない場面が、目についた。
それでも、個人技で、なんとか崩してクロスを入れていた。
また、30鈴木のポストプレイは、素晴らしかった。
体の入れ方、ポジショニング、強さ、状況判断。
どれも一級品だった。
ファールも何度も貰ってたし、水戸に精度の高いボールをける選手が居れば、より脅威となっていた。
まだまだ課題の多いチームではあるが、水戸ナチオと言われた時より攻守とも着実に一歩ずつ進んでいるからこそ今の順位があると思います。
これからも一歩ずつゆっくりでも良いので、進んでJリーグを盛り上げて欲しい。

6、評点

A:岡山側

影山
雅永監督:5.0:14仙石を下げた事によりこの試合では、リズムが悪くなった。

GK1中林
洋次:5.5:珍しくキャッチし損ねてヒヤッとした。
CB3後藤 圭太:5.5:攻撃参加見せるも上手くいかなかった。
CB18竹田
忠嗣:6.5:カバーリングや1対1の守備で、良いプレイがあった。
CB22篠原 弘次郎:5.5:フィードの成功率の低さが、目立った。
DH8千明
聖典:6.5:豊富な運動量を見せ、インターセプトからオーバーラップして決定機を作った。
DH14仙石
廉:6.0:しっかりパスを繋いで、リズムを作った。
WB25田所 諒:6.0:攻守での運動量が光った。
WB2沢口
雅彦:6.0:1対1で、強さを見せ、何度かクロスをあげさせない守備を見せた。
ST7キム・ミンキュン:5.5:連携ミスやパスミスが目立った。
ST36関戸
健二:5.5:シャドーとして決定機を作れなかった。
FW20川又
堅碁:5.5:なかなか良い形で、シュートまで行けず、ポストプレイもあまり良くなかった。

途中交代

9アンデルソン:5.5:違いを見せるプレイを見せるもまだまだこれから。
10チアゴ:5.5:何度か競り勝つも決定機を作れず。
35上條
宏晃:評価不可

H:水戸側

柱谷 哲二監督:5.0:もっと積極的に交代カードを切るべき。

GK1本間
幸司:6.0:ハイボール処理、シュート処理等安定感があった。
CB4尾本 敬、34細川
淳矢:6.5:安定感ある守備で、岡山のFWに仕事させなかった。
SB3輪湖 直樹:5.0:終了間際とはいえ、退場した。
SB2岡田
佑樹:5.5:何度か攻撃参加を見せた。
DH24ロメロ・フランク:6.0:球際で強さ見せ、攻撃では積極的に攻撃参加を見せた。
DH16石神
幸征:5.5:攻守のバランスを上手くとった。
SH15島田 祐輝:5.0:2沢口に抑えられた。
SH28小澤
司:5.5:サイドで、起点となった。
OH10橋本 晃司:5.5:自由に動いた。
FW30鈴木
隆行:6.5:ボールが収まり、前線の起点となり、しっかりファールも貰い持ち味を発揮した。

途中交代

32星原
健太:6.0:スピードに乗った良いプレイを見せた。

7、MOM

MOM:8千明
聖典

唯一の決定機に繋がる良い守備からのポストに当たる惜しいシュート。
運動量も多くこの試合にかける気持ちを感じた。
得点出来るボランチになれるかが、8千明の課題だけに来季に繋がるプレイを見せた様に思う。
これからの成長が楽しみ。

8、満足度

4点(10点満点)

内容も悪くあまり決定機を作れない凡戦だったが、9アンデルソン、8千明の攻守で光るプレイ、30鈴木の貫録感溢れる守備なので、最低限楽しめた。

9、岡山の次節希望スタメン&リザーブ

スタメン

20川又
堅碁
7キム・ミンキュン、9アンデルソン
17服部 公太、8千明 聖典、14仙石 廉、2沢口 雅彦
5植田 龍仁朗、18竹田 忠志、3後藤
圭太
1中林 洋次

リザーブ

GK:21真子 秀徳
DF:22篠原 弘次郎
MF:34田中 奏一、36関戸
健二
FW:35上條 宏晃、38三村
真、10チアゴ

違いを見せた9アンデルソンには、次は、スタメンで見たい。
代わりに36関戸は、ベンチ。
出場停止の25田所の代役には、17服部。
また、22篠原が、スタメンの場合は、ロングパスが多くなり、淡泊な攻撃になるので、不安定だが、5植田希望。

岡山から世界へ

To Be Continued

by杉野雅昭


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