ファジアーノ岡山選手名鑑「伊藤 琢矢」

1、プロフィール

伊藤
琢矢
■愛称：パパ
■カタカナ：イトウ タクヤ
■ラテン文字：ITO
Takuya
■国籍：日本
■生年月日：1974年6月11日
■出身地：埼玉県
■身長：180cm
■体重：74kg
■ポジション：DF
■利き足：右足
■経歴：伊奈総合学園高校-専修大学-NTT関東/大宮アルディージャ-埼玉サッカークラブ-佐川急便東京SC-ファジアーノ岡山-ニューウェーブ北九州/ギラヴァンツ北九州-ラパチャFC
(en) (
タイ)
■出場記録
1997：NTT関東：6試合0得点
1998-2000：不明
2001：佐川東京：29試合1得点
2002：佐川東京：17試合0得点
2003：佐川東京：30試合4得点
2004：佐川東京：24試合2得点
2005：佐川東京：32試合4得点
2006：佐川東京-岡山：?試合0得点
2007：岡山：?試合4得点
2008：岡山：27試合1得点
2009：北九州：35試合0得点
2010：北九州：1試合0得点
2011-2012：ラパチャ：不明

 

2、プレイ動画

J2での試合経験が1試合しかない事とCFという事もあり、動画は、これしかありませんでした。
090830
ニューウェーブ北九州 vs 福岡大学　伊藤琢矢　先制点（ヘッドでのゴール）

3、プレイスタイル

対人の強さ、1対1の強さ、空中戦の強さを兼ね備えたCB。
岡山に在籍した当初は、サッカー選手としてフィジカルは、下降線であったが、円熟味が増した老練な守備が光った。
DFの要としてその熱い気持ちを前面に出して、体を張った守備を見せてくれた選手。

4、エピソード

私が彼の姿を見る事が出来たのは、JFL時代の1シーズンのみ。
中国リーグ時代から岡山のJ2昇格に尽力してくれた功労選手。
その頃から岡山を応援している方にとっては、特別な感情を抱くだけの選手だったのではないでしょうか。

印象的なのが、オンゴールした試合の時に試合後の挨拶で、顔を隠したシーン。
その辺り彼のサッカー選手としての勝利に対する執念を感じた。
今まで岡山を応援して来た中で、これ程、サッカーに真剣な選手は、見た事無い。

プレイスタイルの紹介で、フィジカルが、衰えたと紹介したのは、確かTVの特集で、本人の談話からである。
今までだったら追いつけていたのに、追いつけなくなった。
そういった感じのコメントでした。
それでもJリーグの夢を捨てきれずに自分の体に鞭を打って頑張ってくれた。
本当に熱い選手です。

ちなみにそのJリーガーになるという夢は、北九州で、岡山に続いて2度目のJ2昇格に貢献した次のシーズン。
つまり、J2の1年目に達成した。
出場機会は、監督の温情によりCBながら途中交代で、短い時間だったが、1試合のみピッチにたった。
彼にとっては、かけがいのない時間だった筈である。

その後は、サッカーのプロとしてタイのリーグで、プレイして、優秀の美を飾った。
既に引退したが、日本には、戻らず現在もタイで、働いている。

Jリーグの無い旧JFL時代からサッカーの最前線で、アマチュアとして頑張ってきて、ベテランと呼ばれる歳になってもサッカーに情熱と夢を持ち、見事その夢を達成した熱い男。
それが、伊藤
琢矢 選手である。

by 杉野 雅昭


まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。

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