2013:J2:4節:H:ファジアーノ岡山VS水戸ホーリーホック「ここまでの4試合の結果は、一応過去最高のスタート」

岡山VS水戸:1-1
得点者:11三島 康平、3後藤 圭太
観客数:6279人
主審:東城 穣
副審:長谷 忠志、松井
健太郎

1、H:岡山情報

監督

影山 雅永

スタメン

9荒田 智之
8石原 崇兆、11桑田 慎一郎
25田所
諒、10千明 聖典、35島田 譲、2沢口 雅彦
5植田 龍仁朗、6竹田 忠志、3後藤 圭太
1中林 洋次

リザーブ

GK:21真子 秀徳
DF:4近藤 徹志
MF:7仙石
廉、26田中 奏一、17鈴木 崇文
FW:14押谷 祐樹、20上條 宏晃

途中交代

9荒田 智之→14押谷 祐樹、2沢口 雅彦→26田中 奏一、25田所
諒→20上條 宏晃

 

2、A:水戸情報(評点含む)

監督

林谷 哲二:6.0

スタメン

9難波 宏明:5・5、11三島 康平:7.0
15島田
祐輝:6.0、28小澤 司:6.0
10橋本 晃司:6.5、17新里 亮:6.0
4尾本 敬:5.0、27冨田 大介:6.0、24細川
淳矢:6.0、2近藤 岳登:6.0
21笠原 昂史

リザーブ

GK:31岩舘 直
DF:3輪湖
直樹、18キム・ヨンギ
MF:8木暮 郁哉、22内田 航平
FW:19山村 佑樹、30鈴木 隆行

途中交代

11三島 康平→30鈴木 隆行:5.5、2近藤 岳登→22内田
航平:5.5、9難波 宏明→19山村 佑樹:評価不可

3、戦評

岡山が、プレスをかけて行くも水戸は、それを上手くかわして、縦に速く繋いで行く。
岡山のプレスは、一応効いていたが、ボールを奪うまでには至らず。
水戸が、やや優勢に進めていたが、互いになかなか決定機を作れないまま前半終了。
後半に入っても大きな変化はなく、こう着状態が続く。
だが、水戸が一瞬の隙を突き先制。
すると岡山も火がつき反撃する。
ポストに2度当たるシーンもあった。
3度目の正直で、岡山が、同点に追いつく。
その後は、両チーム得点できず、試合終了で、ドロー。

4、得点シーン

A:水戸:1得点目:11三島 康平

28小澤 司の裏へのアリークロスから11三島
康平が、裏へ抜け出す。
オフサイドではないかという声がありましたが、6竹田 忠嗣のポジションが深くオフサイドではない。
11三島
康平は、クロスのボールを胸トラップして、叩きつけたシュートを放つ。
バウンドしたボールは、1中林
洋次の頭上を越えて、ゴールに吸い込まれる。

背後を取られたシーンで、6竹田
忠嗣が、深い位置に居たのが、悔やまれる。
あれだけフリーだと流石の1中林
洋次も防ぐのは、難しい。
ラインを今季から高くしている事もあり、こういったシーンは、増えるだろうし、しっかり得点を獲りたい。

H:岡山:1得点目:3後藤 圭太

35島田 譲のCKから。
35島田
譲の蹴ったボールは、大きく曲がって、前の選手が触れず、後ろから跳び込んで来た3後藤 圭太が、フリーで、押し込んでゴール。

35島田
譲の精度の高さが、素晴らしかった。
それに尽きます。

5、評点

岡山側

監督

影山 雅永:6.0:交代選手投入で、流れを掴んだ。

スタメン

GK:1中林
洋次:6.0:ファインセーブで踏ん張り、同点を呼びこんだ。
CB:5植田
龍仁朗:6.0:積極的攻撃参加を見せる等、調子が、上向いてきた。
CB:6竹田
忠嗣:5.5:失点のシーンでは、ポジションが、深すぎてオフサイドを取れなかった。
CB:3後藤
圭太:7.0:ゴールを決めたシーン以外でも攻守で存在感を見せた。
DH:10千明
聖典:5.5:ボールを奪われるシーンが、目に付いた。
DH:35島田
譲:7.0:同点ゴールをアシストし、ポストに当たるシュート等、高い存在感を放った。
WB:25田所
諒:6.0:攻守での運動量が光り、カットインを見せる等、ゴールへ迫る姿勢を見せた。
WB:2沢口
雅彦:5.5:運動量が光ったが、クロス精度を欠いた。
ST:8石原 崇兆:5.5:消えている時間が、長かった。
ST:11桑田
慎一郎:6.0:攻守で最後まで、献身的プレイをみせ、良く走った。
CF:9荒田
智之:5.5:前線からしっかり守備をしていたが、攻撃では、あまり見せ場長かった。

途中交代

14押谷
祐樹:6.0:裏へ抜け出して、良い位置で、FKを貰った。
26田中
奏一:7.0:スピードとテクニックのあるドリブルで、相手選手を退場に追い込む様な働きをみせた。
20上條 宏晃:評価不可

A:水戸側

「2、A:水戸情報」にあります。

審判

主審:東城 穣:6.0:大きな誤審なく、上手く裁いた。
副審:長谷
忠志、松井 健太郎:6.0:同上。

6、MOM

「35島田 譲」

決定機の大半に絡んだ35島田
譲を推したい。
特にアシストしたCKを含めてバー?ポスト?に当たったFKや枠に跳ぶも惜しくもパンチングで、防がれたFK等、プレースキック精度は、素晴らしかった。
また、DHながらゴール前でも決定機を作っており、ヘッディングシュートがポストに当たったというシーンもあった。
ルーキーとは、思えない活躍ぶりは、本当に素晴らしい。
まだまだ荒削りな部分があるので、そこを正確にしていきたい。

7、レビュー(A:水戸側)

攻守の切り替えの速い組織的チーム。
また、各選手の基礎技術も高く、判断力も良い。
そのため岡山のハイプレスを受けてもあまり慌てることなく、しっかり繋ぐ事が、出来ていた。
局面局面で、勝てる実力がある。
高さもあり、空中戦は、迫力があった。
また、球際に厳しく、しっかり守備も出来る。
岡山に相性が良いとはいえ、統一され、非常にまとまった好チームで、組織と個が、上手く融合しており、手強いチームでした。

8、レビュー(H:岡山側)

8-1、もう欠かせない35島田


攻撃において、既に欠かせない選手になっている。
気がつけばゴール前に飛びこむ事で、クロスを中で待つ人数が増え、厚みが増している。
プレースキックでは、精度の高いボールで、2試合連続アシスト。
加えて狙える位置なら精度の高いボールを蹴り込んで、この試合では、ポストに当たったり、枠内に飛んだりと相手GKに脅威を与えている。
さらに縦に速いパスを出す事が出来る。
また、球離れが良く7仙石
廉と10千明
聖典と似たプレイが出来る。
適度にサイドチェンジも織り交ぜて、良い感じの展開力をみせている。
まだ、連携やボールを失う回数というのが、気になるが、既に得点機会に何度も顔を出すなど、ルーキー離れした素晴らしいプレイを連発している。
昨季岡山に足りないものをもたらしたという意味では、非常に有難い選手。
今後の活躍に注目したい。

8-2、新ドリブラー26田中
奏一

今節ついにその実力を遺憾なく発揮した。
以前までは、ボールにあまり絡めず浮いていたが、この試合に関しては、フィットしていた。
ボールが、来れば1対1で勝負して欲しい所で、仕掛けてスピードと高いテックニックを活かしたキレのあるドリブルで、相手の抜きさりクロス。
見ていて、とても気持ちの良いプレイだった。
勝負して欲しい所で、勝負して勝つ事が出来る。
WBに新しい風を吹かしてくれた。
2沢口
雅彦も26田中
奏一の活躍を受けてスタメンが、確定では無くなった。
今後は、流れを変えたい時での出場を続けスタメンを目指す事になるだろう。
昨季は、怪我などもあり、上手くフィットできなかったが、今季は、怪我無くしっかりキャンプ出来た事で、良い感じに仕上がっている様だ。
これからの活躍が、楽しみ。

8-3、10千明 聖典と35島田
譲の関係性

東京V戦に関しては、問題無く、むしろ、良好に思えた。
ただ、この試合に関して言えば、相手のプレスもあり、10千明
聖典と35島田
譲の所で、ボールを失うシーンが、何度かあった。
そこに居て欲しい所に居ない事原因の1つ。
以前であれば、細かいパス交換で、プレスをいないて、サイドチェンジという様な感じで、ボールを失わなかった。
35島田
譲は、攻撃意識が、高いので、そういったズレが生じている様に思う。
しかし、現状8-1で、述べた通り、そういったデメリットよりメリットの方が、大きい。
多少気になる違和感こそあるが、35島田
譲を起用した方が、連携も良くなるだろうし、メリットは、大きい。
ただ、連戦という事で、疲労の少ない選手を起用するという手段もあるが、その辺りどうするか気になる所。

8-4、前線の運動量

かなり、高いものがあると思います。
前線の選手のプレスを受けて、相手選手のパスが、ラインを割るというシーンが、何度かあった。
この試合では、ボールこそ奪えなかったが、間違いなく効果的だった。
疲労のためポジションを変えたり、選手交代があったものの3選手とも良く走ったと思います。
後から入った選手も前線からしっかりプレスをかけてますし、チームとして、しっかり出来ている様ですね。
多少のペース配分も必要あるものの大事なプレイなので、どうバランスをとっていくのか注目したい。

8-5、負けない強さ

勝ちきれてはないが、負けない強さがある。
全員で、自分達の仕事をしっかりしている。
これが、理由だと思います。
ただ、細かい部分で、まだまだ改善すべき点もあるので、その辺りどうしていくのかです。
運動量が少なく、スタメンから外れた14押谷
祐樹の起用方やシャドーの得点力不足。
DHコンビの関係性、ラインを高くする事での、危険機会の増加。
前線で、溜めを作れないポストプレイが出来ない問題。
昨季より高さが足りない事で、セットプレイでの攻守の問題。
挙げたらきりがないですが、調子の良い選手を起用していく中で、ベストの形を模索し、問題を1つずつ改善して事が、大事。
そして、1点でも多く得点して、まずは、1勝。

9、次節希望スタメン&リザーブ

監督

影山 雅永

スタメン

9荒田 智之
8石原 崇兆、11桑田 慎一郎
25田所
諒、10千明 聖典、35島田 譲、2沢口 雅彦
5植田 龍仁朗、6竹田 忠嗣、3後藤 圭太
1中林 洋次

リザーブ

GK:21真子 秀徳
DF:4近藤 徹志
MF:7仙石
廉、26田中 奏一、17鈴木 崇文
FW:14押谷 祐樹、20上條 宏晃

コメント

運動量及び守備を考えると今節のメンバーが、望ましい。
内容もそこまで悪くなったので、特段弄る必要は、ないだろう。
14押谷や17鈴木を本来ならスタメンで、起用したい所だが、フィットしていないので、起用し辛い。
シーズンは、長いので、長い目で、みていきたい。

10、満足度

6点(10点満点)

35島田のプレースキックを観ていてワクワクした。
ただ、内容は、まだまだで、今後状態をあげて、もっと面白いサッカーをして欲しい。

岡山から世界へ

To Be Continued

by 杉野 雅昭


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