2016：U-23代表：アジア五輪最終予選準決勝：中立：vsイラク「万感の思い」その3

4、試合後記

MOM

「7原川 力」

90分間通して攻守で、落ち着いたプレーをみせた。
攻撃センスのある選手ながらハードディフェンスも見せるディエル意識も高かった。
そして、劇的決勝ゴールを決めて、結果も残した。

MIP

「10ｱﾘ･ﾋｽﾆ･ﾌｧｲｻﾙ」

テクニックとスピードを兼ね備えた選手で、ゴール前で日本に脅威を与え続けた。

満足度

10点（10点満点）

こんな劇的な決め方があるのだろうか。
この世代は、強化期間が少なく、過去のアンダーの代表の試合で世界大会に出れなかった世代。
監督就任を嫌がる指導者が多かったが、手倉森 誠監督は、逆に悔しい思いをして来た世代であり、ハングリー精神の強い世代と捉えた。
そして、監督を引き受けたと語っていた。
実際に強いフォア・ザ・チームの精神を持った選手たちが多い。
他国からは、「スター選手が居ない」、「A代表程強くない」、「FWが点を決めれていない」等と、指摘される事が多かった。
そういったものを跳ねのけて、「結束」という言葉が似合う素晴らしいチームである事を証明して、リオ五輪出場の獲得した。
決勝は、宿敵韓国。

日本から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭（masaaki sugino）

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