2014:J2:5節:H:VS大分トリニータ「美味しいものは最後に」その2

2、得点経過

1得点目:A:大分:18伊藤 大介:0-1

経過

正面からのFK。
19伊藤 大介が、ジャンプした壁の選手の顔を間を通す。
1中林 洋次が、懸命に手を伸ばして触れると掻き出しきれず失点。

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これは、決めた19伊藤 大介を褒めるしかないですね。

2得点目:H:岡山:32片山 暎一:1-1

経過

大分の一瞬の隙を突いて、6竹田 忠嗣の一本の裏へのロングパスで、32片山 暎一が、裏へ抜け出す。
5若狭 大志選手が、コースを止めにいった所を冷静に切り返してからシュート。
これが決まって嬉しいプロ初ゴール。

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ルーキー離れした落ち着いた切り替えしからのシュート。
ブレークを予感させるゴールだったと思います。
6竹田 忠嗣の裏へのパスも良かった。


3、分析

3-1:選択肢を固めていく起用法

サッカーもなんですが、起用法も手堅いですね。
状態重視ですが、基本的には実績を大きく評価している起用法である。
練習での内容とTRMでの結果。
開幕してしばらくは、新戦力を最低限に留めて実績を重視しての起用。
9荒田 智之、20妹尾 隆佑、24林 容平は、TRMで得点という結果を残してましたからね。
実は、これは、妥当な起用でした。
開幕後も選手を小出しする感じで、基本路線の中での起用法だった。
あらゆる可能性を模索する中で、小さい所から煮詰めていく。
大きく変えて、ベストの布陣を探すのも一つの手だが、影山 雅永監督の様に継続路線の中で、変えて探していくのも一つの手と言える。

3-2:50上田 康太に関して

スタメンに関しては、守備と運動量で、一定の基準に達することが出来るかですね。
攻撃に関しては、DHながら局面を打開出来る左足というのは、非常に魅力的です。
パス速度も速く、タッチも柔らかい。
簡単にボールを失う事はないでしょうし、セットプレーでのその左足というのは、大きな武器になってました。
攻撃に関しては、過去最高レベルのボランチですね。
前項で、述べた通り起用自体慎重なので、どういった起用をしていくのか注目したいです。
加入してすぐに最初かつ早い時間帯での投入という事で、監督の評価及び期待値というのは、高い事は、間違いないです。

3-3:サイドにいつメスが入るのか?

風の影響があったかもしれないが、クロス精度が、酷い。
GKにほとんどキャッチされていた。
もしくは、フリーで、クロスを入れるまでは至っていない。
11染矢 一樹や26田中 奏一、38三村 真といった選手にもチャンスを与えて欲しい。
守備重視なのか、攻撃でやや物足りない二人という事で、サイドからの攻撃は、WBの選手ではなく、他のポジションの選手が絡まないと機能しない状況に陥っている。
前線に13久保 裕一が入り、DHには、50上田 康太の加入、最終ラインは、ミスパスも多いが気の利いたパスを出せる5植田 龍仁朗の起用。
どんどん手を打ってるし、そろそろサイドの転換の時も近い。

3-4:5植田 龍仁朗を評価する理由

確かにミスは、多いですが、良い意味でも悪い意味でも試合に流れを生み出す。
他のCBの選手の前線へのパスというのが、リスクの少ないパスが多いのに対して、5植田 龍仁朗は、メッセージ性のあるパスを出すことが出来る。
この試合でもサイドの裏へのパスを出すなど、成功率が低い中で、可能性を感じるプレーをしてくれる。
積極的なオーバーラップは、減ったものの攻撃の貢献度は、高い選手。
空中戦の強さというのも魅力的。
粗さが目立つもののポテンシャルは、高い選手。


3-5:輝きを魅せる8石原 崇兆

無謀なシュートを撃たず、チャンスメークに徹した8石原 崇兆のプレーは、攻守で非常に効いている。
ドリブルの成功率も上がり、90分間走れる運動力。
ここぞという時のスピード。
相手にとっては、非常に嫌な選手。
4節からのOH起用で、持ち味を存分に発揮している。
しばらくは、スタメンで、起用される事は間違いないパフォーマンス。

その3に続く。

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