2016:JFL:1節:H:vsソニー仙台FC「明確な弱点と確かな手応え」その3

選手評

H:岡山N

6寄特 直人の高速グラウンダーロングパスは、一見の価値ありで、益々磨きがかかり、成長を感じられた。
8藤岡 浩介も昨季からチャレンジしたDHというポジションで、正確なロングパスからサイドチェンジなどのダイナミックな展開が見られる様になった。
シュート精度の高さに裏打ちされたキック精度の高さを活かしたパスとそこを突く視野の広さ。
技術の高さとサッカーセンスの高さを発揮しての素晴らしいプレーだった。
また、そのパスを引き出す右サイドの20佐々木 健人もポジショニングが良く、新加入とは思えない連携やフリーランというのが、目立った。
20佐々木 健人は、非常にスピードと突破に力強さがあり、これからの活躍が楽しみ。
良い時間帯には、完全に振り切って中にクロスを入れるシーンも多く、面白い存在かと思います。
15渡部 亮武は安定感はあるものの後一歩突破したり、もっと面白いパスを出してくれないと、チームとしてのもっと高みには行けない。
ただ、初戦という事もあり、連携が向上の余地があり、そこが改善すればもっとパフォーマンスの向上も期待できる。
17宮川 晃至は、上背こそ無かったもののビルトアップの中心として機能し、上手くラインコントロール出来ていた。
19山下 宏輝は、まだまだ厳しいパフォーマンス。
空中戦の強さに関しては、まだ評価保留したい所だが、ビルトアップに関しては酷い出来で、パスカットされてカウンターを受けるシーンが多かった。

A:仙台

10有間 潤の仕掛けと言うのが目立った。
上背は無いもののバイタルエリア付近で、岡山N守備陣を掻き回し、マークを引き連れて、非常に脅威だった。
25内野 裕太も1トップとして、高さを存分に生かして、得点に絡んだ。

4、試合後記

MOM

「25内野 裕太」

セットプレーから2得点。
高さという武器を最大限活かした。
更にデュエルの部分でもフィジカルの強さを発揮した。

MIP

「8藤岡 浩介」

正確無比のロングパス1本で、局面を打開。
テクニックを活かしたドリブルやキープで、攻撃を牽引した。

満足度

3点(10点満点)

前半は互角で面白い試合だったが、後半大失速。
前半で見せた様なパフォーマンス少しでも長く、90分間通してインテンシティの高いチームになって欲しい。
スコアと後半の出来の悪さが目立ったものの、昨季よりはポジティブな材料は多い。
互角以上に戦えた時間帯もあり、その辺りをどう結果に結びつけて、チームの総合力を高めて行くのか。
その辺りに注目していきたい。

岡山から世界へ

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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