2016:J2:25節:A:vsモンテディオ山形「一瞬の好機を決めて新策で逃げ切る」その2
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杉野雅昭
2016年07月25日 18:03 visibility111
3、戦評
数値評
良:A~E:悪
攻撃評価:D
守備評価:B
采配評価:B
総合評価:C
文章評
内容で言えば負け試合。
しかし、岡山に脅威を与え続けていた9ディエゴ・ローザが下がった事で、徐々に流れが岡山に来た。
そういった中で、途中出場の30豊川 雄太が、気持ちで得点を決めて、勝利を手繰り寄せた事で、采配が明暗を分けた。
また、この試合では、新しい逃げ切り戦術を披露した。
前回10矢島 慎也が離脱した時は、24赤嶺 真吾のシャドーでの起用という温めていた策を見せたが、今回の離脱では、5-4-1を披露。
トリプルボランチとは違い、SH(OH)に30豊川 雄太と19片山 瑛一を置く事で、攻守でアグレッシブに出来た。
今後この守り方が、通用するかどうか。
それは、岡山が後半戦勝ち点をどれだけ稼げるかに直結すると言えるぐらい重要である。
それだけ今季は、昨季よりは減ったものの逃げ切りに失敗した試合が何試合かある。
それを如何に減らして、連勝出来るか。
終盤の逆襲のスーパクに成りうる、リオ五輪で成長して戻って来るであろう10矢島 慎也の復帰と、25酒井 宣福の存在。
こういった要素の他にこの試合で魅せた5-4-1の逃げ切りシステムの様な策が無ければ、J1昇格への道は厳しい。
その一端が見えた事で、非常にポジティブな勝利と言える。
また、DFラインの選手の粘り強い守備。
前の選手のミスが散発した中で、スライディングタックルでのクリアであったり、シュートやクロス、パスを体を張って防いだ。
いつもは1中林 洋次のセーブが目立つが、この試合では、DFの選手の好守が良く光った事もポジティブである。
一方で、プレスに対するビルトアップと如何に得点に繋げるシュートチャンスを作るかどうかという課題を残した。
スペースの無い相手にも崩し方も未熟で、守備組織のしっかりしたチームに対して、なかなか得点出来ない。
逃げ切りの新たなオプションが出来てもそういった状況を作り出せなければ、意味が無い。
10矢島 慎也抜きで、どこまで戦えるか。
非常に重要な局面を岡山は迎えているが、この勝利を次に繋げて欲しい。
試合評
MOM:30豊川 雄太(岡山)
MIP:9ディエゴ・ローザ(山形)
満足度:6点(10点満点)
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
数値評
良:A~E:悪
攻撃評価:D
守備評価:B
采配評価:B
総合評価:C
文章評
内容で言えば負け試合。
しかし、岡山に脅威を与え続けていた9ディエゴ・ローザが下がった事で、徐々に流れが岡山に来た。
そういった中で、途中出場の30豊川 雄太が、気持ちで得点を決めて、勝利を手繰り寄せた事で、采配が明暗を分けた。
また、この試合では、新しい逃げ切り戦術を披露した。
前回10矢島 慎也が離脱した時は、24赤嶺 真吾のシャドーでの起用という温めていた策を見せたが、今回の離脱では、5-4-1を披露。
トリプルボランチとは違い、SH(OH)に30豊川 雄太と19片山 瑛一を置く事で、攻守でアグレッシブに出来た。
今後この守り方が、通用するかどうか。
それは、岡山が後半戦勝ち点をどれだけ稼げるかに直結すると言えるぐらい重要である。
それだけ今季は、昨季よりは減ったものの逃げ切りに失敗した試合が何試合かある。
それを如何に減らして、連勝出来るか。
終盤の逆襲のスーパクに成りうる、リオ五輪で成長して戻って来るであろう10矢島 慎也の復帰と、25酒井 宣福の存在。
こういった要素の他にこの試合で魅せた5-4-1の逃げ切りシステムの様な策が無ければ、J1昇格への道は厳しい。
その一端が見えた事で、非常にポジティブな勝利と言える。
また、DFラインの選手の粘り強い守備。
前の選手のミスが散発した中で、スライディングタックルでのクリアであったり、シュートやクロス、パスを体を張って防いだ。
いつもは1中林 洋次のセーブが目立つが、この試合では、DFの選手の好守が良く光った事もポジティブである。
一方で、プレスに対するビルトアップと如何に得点に繋げるシュートチャンスを作るかどうかという課題を残した。
スペースの無い相手にも崩し方も未熟で、守備組織のしっかりしたチームに対して、なかなか得点出来ない。
逃げ切りの新たなオプションが出来てもそういった状況を作り出せなければ、意味が無い。
10矢島 慎也抜きで、どこまで戦えるか。
非常に重要な局面を岡山は迎えているが、この勝利を次に繋げて欲しい。
試合評
MOM:30豊川 雄太(岡山)
MIP:9ディエゴ・ローザ(山形)
満足度:6点(10点満点)
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
sell2016年ファジアーノ岡山
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