2016:U-19代表:AFC U-19選手権バーレーン:準決勝:中立:vsベトナム「総合力で圧勝」その2

2、得点経過

日本:1-0:13岸本 武流(22板倉 滉)

18遠藤 渓太(ドリブルでかわした所を倒されファール)→FK(日本:17市丸 瑞希)→17市丸 瑞希(緩い高いボールを蹴る)→22板倉 滉&ベトナム(競り合い)→22板倉 滉(競り勝って落とす)→13岸本 武流(フリーで至近距離からシュート)→1ブイ・ティエン・ズン(少し反応するも至近距離のため何も出来ず)→ゴール

日本:2-0:14中村 駿太(11長沼 洋一)

17市丸 瑞希(浮かしたボールコントロール)→7グエン・チョン・ダイ(手に当たってハンド)→FK(日本:17市丸 瑞希&6初瀬 亮)→6初瀬 亮(直接左奥を狙って蹴る)→1ブイ・ティエン・ズン(なんとか弾き出す)→11長沼 洋一(毀れ球を拾ってシュートミスにも見えるラストパス)→14中村 駿太(しっかりミートしてシュート)→1ブイ・ティエン・ズン(慌てて戻って飛びつくも届かず)→ゴール

日本:3-0:14中村 駿太

21原 輝綺(サイドへの展開)→18遠藤 渓太(ボールキープ)→16岩田 輝綺(オーバーランでマークを引き付ける)→18遠藤 渓太(出来たスペースへ少し移動してからクロス)→3フイン・タン・シン(クリア)→14中村 駿太(クリアを体に当ててシュートみたいになる)→1ブイ・ティエン・ズン(不運な形で予測できなかったで動けない)→ゴール

3、戦評

数値評

評価基準

良:A~E:悪

日本

攻撃評価:B
守備評価:B
采配評価:A
総合評価:B

ベトナム

攻撃評価:E
守備評価:D
采配評価:D
総合評価:D

文章評

U-20W杯の出場が決まった事で、決勝を見据えて大幅にメンバーを入れ替えて臨んだ1戦。
ベストメンバーで戦って来たベトナムとの実力差とコンディションの差が大きく、特に背の高さの差は大きくこの試合の勝敗を分け、実際に日本がセットプレー関連で2得点。
ベトナムは、堅守を誇って、準決勝まで3失点はなかったが、日本が総合力の高さを見せつけて、3得点をあげて、今大会で初の3失点のベトナムを破って、決勝に駒を進めた。
個人的に印象が残った選手が何名かいるが、その1人が、セカンドGKの23廣末 陸で、視野の広さと正確なパスで、チームにリズムを生み出していて、これからが楽しみな存在。
6初瀬 亮もPKが止められたものの両足の精度の高いボールを可能性を感じる大きな武器に感じた。
22板倉 滉も先制ゴールのアシストを含め、積極的な姿勢は、荒削りながら前へのパワーがあった。
全体としては、引いて回るベトナムが、ボールを獲りどころを見いだせず、終始日本が主導権を握った。
更にバイタルエリアに侵入して、そこで仕掛けてファールを貰うシーンというのも多く、セットプレー機会を作れたのも大きかった。
実力差も大きかった事とベトナムが前から奪いに来なかったので、怖さというのは感じず、堂々たる戦いぶりで、これから録画していた決勝を見るのが楽しみである。

試合評

MOM:14中村 駿太(日本)
MIP:23廣末 陸(日本)
満足度:6点(10点満点)

日本から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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