ファジアーノ岡山2017シーズン前考察Part6「TRM愛媛FC」その2

3、新戦力考察

8石毛 秀樹

思った以上に守備ができる印象を持ちました。
ファールを恐れない激しい守備が持ち味の1つの様で、10大竹 洋平と違ってDHでの起用を模索している事を考えても守備への評価は高いでしょう。
運動量というのも多く、攻守で顔を出そうという意識は感じました。
一方で、爆発力というのは感じなのかったので、その辺りが、伸び悩んでいる要因の1つでしょう。
チームプレーやハードワークという部分は、プレースタイルをみても真面目な選手で、そういった部分では、フィットするのは速いと思います。
しかし、ゴールやアシストという結果を出すイメージはまだ持てませんでした。

33張 碩元(チャン・ソグォン)

いや~韓国の選手のコミュニケーション能力の高さには驚かされますね。
1椎名 一馬と同じぐらいとは言わないものの「ラインを上げよう」と、大きな声で、指示を出していました。
裏を取られるというシーンもなく、不味い連係ミスというのも見受けられませんでした。
対人能力も強い様に感じましたし、DFリーダーとして日本語習得を含め、よりコミュニケーションができる様になれば、守備の要に成り得る存在かと思います。
中央に構えるというよりは、味方の守備に隙があり、危険な状況だと判断すれば、ポジションを捨てて積極的に潰しに行くという守備から考えても、そこから展開を許さないというプレーも見られたので、そういった決断力はある選手かと思います。
チームとしては、その判断に対するリスク管理が出来れば、空中戦や1対1といった対人能力の強さを生きて、輝けると思うので、そういった所をキャンプで煮詰めて欲しいです。
と書いてる段階では思ったのですが、怪我が発表されてしまい、非常に残念です。

27塚川 孝輝

DHでの起用でしたが、プロのレベルに慣れるという意味でもDHで経験を積ませるというのは良いと思います。
世界的に見てもDHからCBにコンバートというのは良くある形で、面白い起用かと思います。
180センチ以上の大型ボランチという事もあり、動きが重量感に溢れていましたが、遅すぎるという事もなく、デュエルの部分では、既にプロレベルかと思います。
1本絶妙なスルーパスを7伊藤 大介に通して、GKと1対1になりましたが、決まっていても不思議ではなかったです。
戦力として大いに期待できると思います。
プロレベルでも動じない反骨精神の様な強気なプレーというのは、随所に見られ失敗を恐れることもなく、積極的なプレー傾向はプロ向きかと思います。
恐らく早い段階でプロデビューするのではないでしょうか。

その3に続く。

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