2014:J2:25節:H:vs東京ヴェルディ「8石原 崇兆覚醒!?選手にピックアップ」その4

4-4:50上田 康太はJ1で通用するのか?

J1のチームで、出場機会が減って、移籍してきた訳であるが、この試合では、2度奪われて危ないシーンを作られた。
10千明 聖典では、そういった事はなかった。
決定的パスを出せる一方で、状況判断の遅さ。
圧倒的に遅い意味ではなく、高いレベルの話。
やはりJ2レベルでは、1試合2度もプレスで、奪われるというのは、一抹の不安を感じる。
ここでの奪われるというのは、パスを出して「失う」のではなく、パスを出そうとして出せずに「奪われる」という意味なので、その辺り伸びしろがあるかと。
何れにせよ50上田 康太がJ1に定着するためには、その辺りを改善しないといけないと思います。
現状J2では、レベルが規格外に違うぐらいJ2屈指のDHであることは、間違いのも事実ではあるが、それだけJ1の壁厚いという問題提起と解釈して頂ければと思います。

4-5:対照的両翼

3アシストの38三村 真。
3ゴールの26田中 奏一。
やはりこの辺りは、運動量と質の違いでしょうね。
38三村 真は、質の高い突破と高い精度のクロスやパス。
それがあるから3アシストになった。
一方で、運動量が少ないからなかなかゴール前に行けない。
加えて、逆サイドの26田中 奏一から良いボールが、来ないというのも関係あると思います。
ただ、ここまで、この試合を含めて2度ぐらい決定機がありましたし、得点は、時間の問題ではないでしょうか。
逆に、26田中 奏一は、90分間フル出場の試合も多いですし、ゴール前に出て行く回数も多く、決定機に顔を出せている。
加えて、38三村 真から良いパスが、出ているというのも大きいですね。
1対1での突破は、良いので後は、クロス精度をどこまで上げれるかですね。

5、満足度

8点(10点満点)

38三村 真のポストに当たったシュートと、25田所 諒のオフサイドが、得点だったらもうちょっと満足度高かったかも。
後は、無敗で、湘南戦を迎える事が出来たのは、嬉しい。
なんと言っても気持ちの良いゴール2発と1中林 洋次の神セーブ。
見どころいっぱいで、エキサイティングでしたね。
雨の中8000人入ってましたし、初観戦の人もリピーターになって欲しい。
そのためにも次の湘南戦勝ちましょう。
台風に負けてられませんね。

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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