2014:J2:27節:A:vsギラヴァンツ北九州「不可解な戦い方を取らざる得なかった」その2

2、戦評

注目の上位対決だったこの試合。
立ち上がりから落ち着かない岡山は、ミスが散見。
結局、そのまま落ち着かすことが出来ず、早い時間に北九州のスーパーミドルが決まって、北九州先制。
岡山は、持ち味のポゼッションサッカーをするには、10千明 聖典と17島田 譲のタイプが違うために放り込みのサッカー。
その結果、岡山のボールロストが目立つ。
一方で、自分たちのサッカーをする北九州が、再三ゴールに迫る。
その流れを掴めたのは、岡山のロングボールに対して、しっかり跳ね返しセカンドボールをしっかり拾って、北九州が、主導権を握れた事にあった。
後半に入ってくると多少修正した岡山が、巻き返し、セットプレーの流れから同点ゴールを奪う。
その後は、自分たちのポゼッションスタイルが見られるようになり良い面が出る様になる。
しかし、放り込みの数は減らず、ボールロストが目立つ。
するとセットプレーの流れから弱点であった自陣のハイボールに対する対処での岡山が、失点。
岡山は、最後まで走り、前がかりになってもカウンターを許さず、集中した攻めを見せるもそれ以上にゴール前にしっかり蓋をした北九州が堅守を誇り、岡山の攻撃を跳ね返し続けた。
結局北九州が、粘る岡山の追撃を振り切り上位対決を制し、4位に浮上した。
岡山は、18戦負けなしの記録が止まり、5位に後退した。

3、得点経過

H:北九州:1-0:28風間 宏希(11池元 友樹?)

経過

サイドで、ボールを受けた11池元 友樹?が、ボールをキープしつつ下がって、28風間 宏希に預ける。
28風間 宏希が、岡山の寄せが甘かった事で、思い切ってシュートを放つ。
これに1中林 洋次が、懸命に飛びついて触るも弾切れず、失点。

コメント

寄せに行けなかった事が、全て。
シュートコースを切りたかったし、打たせないような守備を出来なかった。
岡山の失点シーンは、やっぱりこういった失点が多い。

A:岡山:1-1:17島田 譲

経過

50上田 康太がCKで、低弾道のボールをける。
途中跳ねて、北九州選手が、触って外に出そうとするもこぼれ球は17島田 譲の下へ行く。
寄せをトラップでかわし、二人目もの寄せを外すコースにシュートを放つ。
これには、流石のGK1大谷 幸輝も動けず、岡山同点。

コメント

セットプレーからの得点が本当に増えた。
流れからの得点も増やして行かなければ、昇格は無い。

H:北九州:2-1:11池元 友樹

経過

北九州のFKのボールを30清水 慎太郎が、クリアする。
北九州の選手が毀れ球をヘッドで、10小手川 宏基につなぐ。
10小手川 宏基に30清水 慎太郎が付き対応。
10小手川 宏基は、バックパス。
28風間 宏基が、パスを受けてクロス。
7冨士 祐樹が、頭で合わせて強烈なヘッドを放つ。
1中林 洋次が、一度は、弾くもこぼれ球に11池元 友樹がつめて勝ち越しゴール。

コメント

セットプレー崩れのセカンドボールの流れから失点だったが、守備ライン自体は、崩れてなかった。
しかし、ゾーンの弱点であるスペースに走りこんで前で触る。
正直そこで失点してもおかしくなかった。
2度目の11池元 友樹のヘッドでの失点は、ストライカーの嗅覚にやられた失点ともいえる。

その3に続く。

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